毎日できる中折れ防止トレーニングとは
更新日:2016/12/09
勃起不全の治療方法
男性が勃起を維持するときに、ペニスの根元を締め付けて血液の流出を防ぐ役割をしているのは「骨盤底筋群」です。そこで、中折れ防止に効果が期待される、骨盤底筋群を鍛えるトレーニング法について紹介します。
この記事の監修ドクター
中折れ防止にはスクワット
勃起力に深く関わっている筋肉は「骨盤底筋群」です。骨盤底筋群とは、その名の通り骨盤の底にあり、膀胱などの内臓を支えている筋肉群のこと。「深会陰横筋」「尿道括約筋」「肛門挙筋」「尾骨筋」という4つの筋肉がこれに当たります。
男性が勃起を維持するためには、ペニスの海綿体に流れ込んだ血液を外に逃がさないようにする必要がありますが、このときに、ペニスの根元を締め付けて血液の流出を防ぐ役割をするのが、この骨盤底筋群なのです。そのため、骨盤底筋群が発達しているほど、中折れを防げる可能性が高くなると言えます。
骨盤底筋群を鍛えるためにオススメしたいトレーニングは「スクワット」です。スクワットをすると太ももの内側にある「内転筋」が鍛えられますが、内転筋は骨盤底筋群と繋がっているので、同時に鍛えることができるのです。
スクワットをするときは、まず足を肩幅より少し広めに開き、背筋を伸ばして腕を頭の後ろで組みます。次に、背筋を伸ばした姿勢を保ったまま腰をゆっくり下ろし、太ももが床と水平になったら、腰を上げるという動作を繰り返します。
初めて行うときは無理をせず、まずは10回くらいから始めるのがいいでしょう。慣れてきたら、段階的に回数を増やしていきましょう。
また、スクワットには骨盤内の血行を良くする効果もあります。中折れを始めとする勃起不全には、血行不良によって骨盤内の血流が阻害されていることが影響している場合もあるため、やはりスクワットは効果的と言えます。
骨盤底筋群をダイレクトに鍛えるトレーニング
骨盤底筋群をダイレクトに鍛えるには、肛門を「5秒間締めて5秒間緩める」という動作をくりかえすのが効果的です。「締める」「緩める」を10回1セットで、朝、昼、夕、就寝前に各1セットずつ行うようにしましょう。
場所や体勢を気にせずにできるトレーニングなのでとても簡単ですが、たったこれだけのことでも、早い人なら2~3週間で効果を実感できるのだそうです。ただし、骨盤底筋群は意識的に動かさなければ弱りやすい筋肉なので、せっかく鍛えてもトレーニングをやめてしまうと元の状態に戻ってしまう可能性があります。少しずつでもいいので、毎日継続して行うようにしましょう。
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