ロンドン外為市場 円相場 10か月ぶりに118円台

ロンドン外為市場 円相場 10か月ぶりに118円台
15日のロンドン外国為替市場は、追加の利上げを決めたアメリカのFRB=連邦準備制度理事会が利上げのペースを速めるという見通しを示したことから、金利の高いドルを買って円を売る動きが強まり、円相場は、およそ10か月ぶりに1ドル=118円台に値下がりしました。
15日のロンドン外国為替市場は、追加の利上げを決めたFRBが来年の利上げの回数の想定を増やし、利上げのペースを速めるという見通しを示したことから、金利の高いドルを買って円を売る動きが強まっています。

この結果、円相場は、およそ10か月ぶりに1ドル=118円台に値下がりしました。

市場関係者は「トランプ次期大統領の政策に対する期待感から、アメリカの長期金利が上昇していて、日本とアメリカの金利差の拡大を見込んだ円売り・ドル買いが続いている。市場では、トランプ政権が発足したあと、実際にどのような政策を打ち出すのかに関心が集まっている」と話しています。