昨日、久しぶりにNHK「ためしてガッテン」を見ました。ネギの健康効果について説明していましたが、そのパワーに驚きました。
私は風邪を引きやすいので、普段からネギは食べていますが、間違った食べ方をしていることにも気づきました。
風邪予防だけでなく、インフルエンザや肺炎、がんに効く驚異のネギパワーが紹介されていました。
番組のタイトルは「インフル・肺炎・がんに効く 世界で発見!驚異のネギパワーSP」です。再放送は2016年12月20日(火)午前0時10分です。番組の概略は下記のHPにあります。
参考:ためしてガッテン「インフル・肺炎・がんに効く 世界で発見!驚異のネギパワーSP」
ネギの健康効果の実例も紹介されています。
中国を中心に広まった新型肺炎「SARS」の被害をほとんど受けなかった町があります。中国の山東省章丘で、ネギの産地でもあります。ネギを生で食べる習慣がSARSを寄せ付けなかったそうです。
以下、番組のネタバレも含んでいますが、ネギに対する健康効果を簡単に記しています。
誤解していたネギの効果
風邪をひいたときに首にネギを巻くとよい、といわれています。私は迷信だと思っていました。ネットでそのようなことが書いてあったからです。しかし、包丁でネギにいくつかの切れ目を入れて首にまくと、ネギの香りで体を暖める効果があるのです。
食べるよりも香りを嗅いだほうが効果があるのです。番組の中で実際に実験して解説していました。ネギの香り成分・アリシンが血流をアップさせ体を温める効果を発揮します。アリシンは空気よりも重いので、鼻を近づけて香りを嗅いだほうが、より吸収できるそうです。
昔の人の知恵は本当だったんですね。
また、瀕死の人の鼻の穴にネギを突っ込むと、鼻血が出て症状が回復するとのこと。まるで落語みたいな話ですが、昔の人の書いた書物に記されているそうです。
アリシンは熱に弱いので生で食べるようにしましょう。でも、生だと辛いので、納豆やもずく、豆腐とうまく組み合わせて食べるといいですね。
生のネギを多量に食べると粘膜に刺激を与える場合がありますので、納豆やもずくなどと一緒に食べれば、それを防ぐことができるといわれています。納豆やもずくなどネバネバした食材はムチンが含まれており、粘膜を守る働きがあるからです。
ネギの緑の部分の健康パワーがすごい!
私は、ネギの緑の部分は捨てていました。ところが緑の部分にインフルエンザや肺炎、がんに効く驚異のネギパワーが含まれているそうです。
緑の部分のネバネバに免疫力をアップさせる通称「ヌル」という健康成分があるとのこと。このヌルは熱しても壊れないので、いろいろな調理方法があり、番組でも紹介されていました。
ローソン100では、冷凍食品「きざみ青ねぎ」が税込み105円(180g)で販売されています。これも手軽に利用できていいですね。
この冬は、ネギで免疫力をつけて風邪やインフルエンザをふっ飛ばします。
ひとこと
以前、バナナや純ココアの健康効果をがテレビで放映されると、次の日あたりから店頭で姿を消していましたが、ネギは大丈夫でした。お店にたくさんあります。
ただ、夢中になっての食べすぎには注意します(●´∀`●)