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【グラニュース】

U18も初降格 東福岡高に完敗…来季プリンスリーグ東海へ

2016年12月13日 紙面から

初の降格が決まり、肩を落とすグランパスU18の選手たち=福岡市の東福岡高校で(青山直樹撮影)

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 高校生年代の最高峰の大会である高円宮杯U−18プレミアリーグ最終節が11日、各地で行われ、西地区9位のグランパスU18は同4位の東福岡高と同校(福岡市)で対戦、0−4で敗れた。U18は勝ち点11の9位となり、下部のプリンスリーグ東海へ初の降格が決まった。

 冬の全国高校選手権で優勝候補に挙げられる東福岡に4失点で惨敗。来季トップ昇格するMF梶山は、ピッチに崩れ落ちて号泣した。山崎真監督(46)は「選手たちは最後まで良く戦ってくれた。結果のすべての責任は私にある」。昨年は最終節で得失点差「8」を逆転して残留したが、奇跡の再現はできなかった。

 残留するには東福岡に勝ち、神戸弘陵高が大分ユースに敗れるしかなかった。前半は0−0で折り返したが、後半21分に先制されると、終盤に立て続けに3失点した。育成部門を統括する高田テクニカルダイレクターは「技術はみんな高いものを持っている」と認める。一方で肉体的な強さや、逆境に打ち勝つ精神力が乏しい。長く叫ばれてきたU18の課題は変わらず、高田ダイレクターは「泥くさい選手や、ハングリー精神のある選手がもっと必要」とスカウトも含めた育成方針の再考に言及した。 (青山直樹)

 

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