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【ドラニュース】

森野、2010年と同じ「Vボディー」

2016年12月14日 紙面から

ゼット本社を訪れた中日・森野=大阪市天王寺区で(横田信哉撮影)

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 中日・森野将彦内野手(38)が13日、大阪市にある契約メーカー「ゼット」本社を訪問した。オフ返上のトレーニングで体重は5キロ減の88キロ。リーグ優勝した2010年と同じ「Vボディー」になった。今季は68試合出場にとどまり苦汁をなめた背番号7は、来年2月の春季沖縄キャンプの1軍組参加を森監督に願い出たことも明かした。支配下登録を勝ち取った岸本淳希投手(20)は、新背番号「59」を“出世番号”に変える意気込みを示した。

 見るのは前だけ。不振だった今季はもう過去。精悍(せいかん)な顔つきでスーツをまとった森野が決意を語った。

 「キャンプは初日から動けるように準備していくつもり。ゆっくりするつもりもないよ」

 かつては、シーズンが終わるとゴルフに旅行に…。そんな昭和の臭い漂うプロ野球選手だった背番号7が今オフはどうだ。連日、ナゴヤ球場に足を運ぶ。ランニングで体をほぐし、筋力トレーニングで体幹などを強化。これまでにないメニューをこなし、体重はいつしか5キロ減。これは2010年と同じ体重。144試合で22本塁打、84打点、打率3割2分7厘だったころだ。

 「ゴルフもお酒も我慢しないとね。そりゃ、ゴルフは楽しいよ。けど、控えないとね」。今季は68試合出場で142打数38安打、1本塁打、15打点、打率2割6分8厘。これ以上ない屈辱を味わった。欲望を捨て、真正面から野球と向き合っている。

 2月の沖縄キャンプでは1軍の北谷組に組み込まれることも濃厚だ。11月下旬の球団行事で、森監督から1、2軍のどちらがいいかと聞かれて北谷を選んだ。「自分の尻をたたいていかないといけないから」という。

 

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