14日午後5時55分ごろ、東京都台東区のJR御徒町(おかちまち)駅北口改札そばの横断歩道付近に、高さ約7メートルの架道橋から重さ約2キロの鋼材が落下した。通称「春日通り」(片側2車線)の横断歩道付近で、人や自動車の往来が激しい場所だが、けが人はなかった。
JR東日本によると、落下した鋼材は長さ75センチのL字形。腐食して架道橋からはがれ落ちたとみられる。「鉄のようなものが落ちてきた」との通報で判明した。同社によると、この架道橋は2年に1回、線路上から腐食の有無を目視で点検しているが、4月25日の点検で異常は見つからなかったという。【久野華代】