夏時間の庭 2009/08/04

日曜日にフランス映画「夏時間の庭」を観てきました。
フランス映画は、ほとんど観ないのですが、珍しく妻が観たいと言うので行ってきました。
内容は、簡単に言うと遺産相続を巡る家族の話です。
見どころは、オルセー美術館の20周年記念企画という事もあり何と本物の近代美術の数々が
劇中に登場します。

要は、昔、画家だった大叔父が集めた美術品の数々がそのまま家具として使われてたり、絵画が普通に飾られてたりしてるわけで

そこに住んでるお母さんが亡くなり、その遺産相続をどうするかを遺族の3人が決めるのですが
もともと、美術に詳しくない私にとっては、この家具は誰誰の作品だとか、この絵の作者は・・・とか言われてもイマイチで
これから、観ようとしてる方は予備知識を要する映画だと思います。
全体の流れは、どうも美術品を中心とした映画になってしまい肝心の家族の話がボヤケてしまったかなと思いました。
ただ、フランスの田舎の風景や、舞台の家などとても雰囲気のあるキレイな映画でした。
気になったのは、登場人物のほとんどが喫煙者だった事!
ほとんどのシーンでタバコを吸ってました。
アメリカ映画では、喫煙シーンがほとんど見られなくなったのでかえって目立ちました。
フランス映画とタバコは昔から切り離せないみたいですね。