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「セルフメディケーション税制」(医療費控除の特例)が2017年1月1日から始まることはご存じだろうか? 「ええっ、聞いたことがないよ」という人が多いのではないだろうか。
従来は医師が処方する薬にだけ適用された医療費控除を、一部の市販薬にまで広げて所得控除が受けられるようにするもの。年末の医療費控除の特例として、おカネが戻ってくるお得な制度だから、ぜひ、薬を買う時はレシート(領収証)をとっておこう。
この制度は、国の財政を圧迫している高額な国民医療費を削減するために、軽度の症状は市販薬によって治療することを推進しようと厚生労働省が中心になって始める。製薬会社は市販薬の売り上げ促進が期待でき、薬局にとっても顧客の健康相談に乗る「かかりつけ薬局」の普及につながるため、厚生労働省、日本一般用医薬品連合会(製薬会社の業界団体)、日本薬剤師会などが、それぞれのウェブサイトで周知に努めている。
それらのサイトによると、対象となるのは「OTC医薬品」と呼ばれる市販薬だ。「OTC」は「over the counter」(オーバー・ザ・カウンター)の略で、カウンター越しに処方箋(せん)なしで薬を販売する形に由来する。一般市販薬と同じ意味だが、特定の効力がある成分が含まれている必要がある。かぜ薬、胃腸薬、点鼻薬、点眼薬、睡眠薬、水虫薬、肩こり・腰痛・関節痛張り付き薬など、軽度の症状の改善に効力がある薬が中心だ。具体的には厚生労働省のウェブサイトに、2016年12月現在、約1600種の医薬品リストが掲載されている。
例えば、武田薬品のウェブサイトを見ると、同社の薬では「ベンザブロックL」(かぜ薬)、「ビオフェルミン」(便秘薬)、「ニコレット」(禁煙薬)、「マイティアアイテクト」(点眼薬)などが該当し、製薬各社とも有名な市販薬はかなり含まれる。「それではわかりにくい」と心配する人がいるだろうが、制度が始まる2017年1月1日からOTC医薬品の包装箱に「セルフメディケーション 税・控除対象」(写真)というマークが付くことになっている。
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