株式会社リクルートホールディングスは、2016年12月13日、各事業領域における2017年のトレンド予測と、そのトレンドを表すキーワードを発表しました。
旅行、住宅…と領域ごとにわかれている中で、ケイマナニュース!の専門ジャンルである「社会人学習領域」のトレンドキーワードは・・・・「子けいこパパ」!。
いったい、「子けいこパパ」とはどんな存在なのか?なぜいま、トレンドなのか。
今回は日本の学び界をけん引していると自負する「ケイマナニュース!」編集部でもレポートしちゃいます。
「育児の時間」を「自分が楽しむ時間」に!
子育て参加をきっかけに、パパたちが学びはじめた。
「イクメン」という言葉もすっかり浸透した昨今。「イマドキ、男も育児に参加しなきゃだよね~」と、家に帰ったらお風呂に入れたりおむつをかえたり、大忙しのパパもたくさんいらっしゃることと思います。なかでもパパが大切な役割を担っているのが、「勉強を教える」「習い事への送り迎え」という子どもの学びにかかわること。
「ピアノ教室で子どもの練習に立ち会っているうちに、おもしろそうだから俺も一緒にやってみようと思って」、「子どもがこんなに頑張っているんだから、俺も何か頑張ってみよう」。そんな風に、子育てをきっかけに学び意欲がムクムクと掻き立てられ、実際に習い事を始めちゃったパパたちが出現しているのです。
そう、そんなパパたちこそ、「子けいこパパ」!
この秋実施された<パパの学び実施率にまつわる調査>*1によれば、既にパパの約3割が子どもをきっかけにした学びを実施したと回答。2017年もその勢いは止まらないハズ!?
「子どもとの絆が深まった」「ストレス解消」など、
メリットが続々!子けいこパパたちはきっとリア充!
子けいこパパになると、三つの側面でメリットがあることがわかりました。
まず一つ目は子育て面。習い事を通して親子間のコミュニケーションが増えたり、子どもの質問に自信を持って答えられるようになった、などの声が上がっています。
そして二つ目は仕事面。習い事をして自分をスキルを高めることが、仕事に繋がったという人も。
最後はプライベート面。習い事を通して自分の時間を持つことで日頃のストレスが解消されたり、新たな人脈が広がったという声が聞かれました。
下記のグラフをご覧ください!仕事の満足度と夫婦仲についてアンケート*2をとったところ、子けいこパパは学んでいないパパ よりも仕事の満足度が高く、夫婦仲も良いという結果に!
子けいこパパになれば、あなたもいろんな面で棚ボタできちゃうかもしれません。
「子けいこパパ」になったきっかけは?
イキイキ先輩パパの実例インタビュー紹介。
なんだか子けいこパパってすごいかも、と思ったあなた!それでは、実際に「子けいこパパ」になった方の「子けいこパパ」になったきっかけや具体的なメリットなど、生の声をご紹介。
実例①「発表会で親子連弾を見てやりたくなった」(習ったこと:ピアノ)
兼田さん(習い事開始時40歳、会社員、当時の子どもの年齢:小学2年生)
「息子の発表会で、他の子の母子連弾を見て『来年は自分も』と冗談を言ったのがきっかけ。 発表会前は子どもと一緒に2ヵ月間集中レッスン。連弾の時は『息子との一体感』が楽しかった。現在はオヤジバンドでキーボードを担当。退職しても暇はないくらい楽しめそう。」
実例②「親子で一緒に学べるところが見つかった」(習ったこと:空手)
伊藤さん(習い事開始時44歳、会社員、当時の子どもの年齢:6歳)
「子どもには『強い心を持った人間になってほしい』という願いから武道を考えた。自分もやってみたいということもあり、親子で学べるところを探したのがきっかけ。今や空手は息子との『共通の趣味』になっている。仕事以外で新しい人とのつながりができて(夜も)楽しいし、人生の新たな目標(目指せ黒帯!)もできた。」
実例③「レッスン立ち合いで音色に魅了された」(習ったこと:トランペット)
四本さん(習い事開始時45歳、会社員、当時の子どもの年齢:10歳)
「子どもが通い始めた個人レッスンで聞いた先生のトランペットの音色や印象的な言葉に魅了され、毎回自分も立ち会っていた。娘の音色が変わってくるのを聞いて自分でもやりたくなり、楽器と教本を購入し、練習をはじめたのがきっかけ。それまでは練習しなさいと言われても反発する娘が、私が吹くと『こう吹くんだよ』と自分から練習をはじめるように。そして、習い事を通して自分の興味の幅が広がりました。」
子けいこパパになった方々は、皆さん充実した毎日を送ってらっしゃるようですね。
子どもも!パパも!一緒に学んでHAPPYに
いくつになっても、新しいことを学ぶというのはかけがえのないこと。2017年は皆さんも「子けいこパパ」、始めてみませんか?
ケイコとマナブ.netを使えば、習い事の検索も簡単にできるので、ぜひご活用を!
構成/文 ケイマナニュース!編集部
※この記事は2016年12月時点での情報を基に作成しています。