現在、windows7のパソコンを、リカバリー(購入時状態に戻す)したり、クリーンインストールしたあと、約250個くらい来るwindows updateの重要な更新をすべて適用させる事が、どれだけ大変かご存知でしょうか。せっかくリカバリーして気分一新やり直そうと思った矢先、windowsの更新が失敗の連続で嫌な気分にならない、私が行っている手順のご紹介です。
2016/4/24追記: 2016年3月のwindowsの更新プログラムKB3138612をオフラインのうちにインストールする手順を追加しました。これで「更新プログラムの確認」が劇的に時間短縮されるようになりました。windows7更新プログラムを確認していますを劇的に改善KB3138612
2016/07/08追記:分散していたWindowsアップデート「更新プログラムの確認」が終わらない対策のまとめ記事をアップしました。現在はKB3138612よりも新しいパッケージが出ています。最新情報はコチラをご覧ください。解決!7とVista更新プログラムの確認が終わらない対策まとめこのページの目次
真っ先にスタンドアローンインストール4つ
windows7のリカバリーやクリーンインストールが完了したら、次の順番でインストーラーファイルを別PCでダウンロードしておいてUSBメモリーなど外部記憶装置を使って、リカバリーしたPCに持ってきてスタンドアローンインストールを実行します。SP1とKB3138612はオフラインでインストール可ですが、あとの2つはネット接続済みのオンライン環境が必要です。
2016/3/20追記: ファイルを移動した後、USBメモリーをつけっぱなしにしていると、アップデートが失敗する可能性があるようです。マイクロソフトサイトでも注意が載っています。(コメントで教えて頂きました。)Card
windows7 Service Pack1
マイクロソフトのダウンロードサイトからSP1をダウンロードします。下記サイトから、32bitと64bitを選んでダウンロードできます。どれを選ぶかわからない方は、その下のボタンで直接ダウンロードできます。Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (KB976932)
32bit 64bit ←直接ダウンロードリンク注意: 機種やリカバリーメディアによっては、すでにService Pack1適用済みの場合があります。
KB3138612
2016年3月のWindows更新プログラムKB3138612をオフラインのうちにインストールします。これでwindows updateエージェント7.6.7600.320がインストールされなくなり、「更新プログラムの確認」の待ち時間が劇的に改善されます。下記KB3138612のマイクロソフトサイトは現在混みあっているのか開きにくいです。Card
32bit 64bit ←KB3138612直接ダウンロードリンクInternet Explorer11
2016年1月12日以降、windows7でマイクロソフトがサポートするのはIE11のみとなります。リカバリー後はIE7だったりIE8の場合が多いですが、一気にIE11にアップデートしておきます。下記サイトから、32bitと64bitシステムを切り替えて適切なファイルをダウンロードしてください。よくわからない方用に、その下のボタンで直接ダウンロードできます。
IE11のマイクロソフトダウンロードサイトIT プロフェッショナルおよび開発者向け Windows 7 64 ビット版および Windows Server 2008 R2 64 ビット版用 Internet Explorer 11
32bit 64bit ←直接ダウンロードリンク.Net Framework 4.6.1
ここがポイントですが、.Net Frameworkの現行最新バージョンを先にインストールします。これで200個超の更新が一気に来た時に、.Net Framework4.x系の更新分を省くことができます。たぶん、更新が失敗するときは4.x系の更新が絡んでいる可能性が高いようです。Microsoft .NET Framework 4.6.1 (Web インストーラー)
32bit/64bit共通 ←直接ダウンロードリンク最初のWindowsアップデートは数時間覚悟
SP1、IE11、.Net4.6.1の状態になったら、いよいよ スタートメニュー→すべてのプログラム→Windows Updateを開いて更新プログラムをインストールしていきます。
更新プログラムの確認に1.5時間以上
追記:上記KB3138612を先にインストールすれば、ここは数分で更新プログラムの確認が終わるはずです。
初回の更新プログラムの確認を実行して、「重要な更新プログラムを確認しています。」が延々と続きます。200数個の更新プログラムが出てくるまで、1時間30分以上待つと覚悟しておく必要があります。
その後、200個近い更新プログラムのインストールに1時間超はかかるので、順調に進んでも3時間以上は必要です。
2回目以降はサクサク進む
初回の2百個の更新が終わったら、2回目以降のwindows updateは「更新プログラムの確認」→インストール→再起動を繰り返して、数回に分けて更新プログラムがやってきます。
エラー80244019が出た場合
更新プログラムの確認をしたら、速攻でエラーコード80244019が出て、windowsアップデートの更新が出来ない場合の対処方法です。
下記2つのMicrosoft Fix itのどちらかを試して、再起動後に更新プログラムの確認ができるか試してみてください。
マイクロソフト簡易修正ツール20179のダウンロードリンクがあるサイトCard
Microsoft EasyFix20179 ←直接ダウンロードリンクマイクロソフトFix it 50123更新プログラムのインストールに関する問題のトラブルシューティング – Windows ヘルプ
Microsoft Fix it 50123 ←直接ダウンロードリンク更新プログラムの確認が終わらない場合
更新プログラムを確認しています、がいつまで待っても終わらない場合や、さんざん待って結局エラーコード80244019が出てしまった場合、実は更新プログラムが来ていて、シャットダウンをすると数百個の更新プログラムのインストールが始まることがあります。
スタートをクリックしたら、 電源ボタンのところに、更新プログラムがある 更新ありのマークが出ていたら、 電源ボタンを押すと、更新プログラムのインストールが始まることがあるので、とりあえず スタートボタンを押して確認してみてください。
一時的にスリープにならない設定推奨
とにかく気長に待つ必要があります。パソコンの前に付きっきりになっていると精神が持ちませんので、放置してちょくちょくチェックしたほうがいいでしょう。その際には、自動でスリープにならない設定にしておくのをオススメします。
参考サイトスリープと休止状態: よく寄せられる質問
人のパソコンを設定するときは、どこまでやるのか
自分のパソコンの場合は、気長に時間をかけて更新を入れていくわけですが、人のパソコンでリカバリーを頼まれたとき、どこまでやるのですか?という問題があります。
想定で、実家に日帰りで帰省したとき、両親にパソコンのリカバリーを頼まれたと考えると、オススメなのは上記のスタンドアローンインストール4つまで面倒を見てあげるのが良いと思います。
そこまでなら半日作業で可能です。そのあとは、時間が解決してくれるでしょう。ただし、このあと数日間は電源を切るときに更新プログラムのインストールが入るので、絶対途中で電源を切らないように釘を刺しておく必要があります。それで、次回の帰省時にwindowsの更新がちゃんと適用されているか見てあげれば完璧ではないでしょうか。
(2016/06/24追記)
windowsアップデートのRollup統合パッケージKB3125574が公開され、Microsoft Updateカタログから必要パッケージをまとめてダウンロードして、7SP1リカバリーしてから時短でWindowsアップデートをすべて適用させる方法が使えるようになりました。この記事のインストール方法よりも、ナローバンドやWi-Fiルーターでダウンロードデータに制限がある場合などで有利な方法ですので、ぜひコチラもご覧ください。7SP1からロールアップKB3125574絡めて時短再セットアップ
とても参考になりました。よく考えてみたら確かにキモになるものなで先に最新版にしておけば
無駄な更新は省けますもんね。某通販サイトよりPC購入しwindows7のupdateをはじめたところ200近い更新ファイルでげんなりしてたところなのでとても参考になりました。
川上様
コメントありがとうございます。
参考になってよかったです。
こんにちは。
参考になる情報を読ませていただき、なるほど と思いました。ありがとうございます。
この度3月の定例更新直後から起動不能に陥ったPCの修復依頼を受け、こちらの情報を参考にさせて頂いてWindows7 SP1適用済みのものを再インストールしました。その際に感じたことなど。
・IE11を事前にインストールする前に、元から入っていたIE8を一度起動、セットアップしておかなければなりません。当然と言えば当然ですが、この点追記頂ければよりスムーズに進められるのではないかと思います。
(エラーになるので、XP時代のWMPよりはまだマシですね)
・(OSインストール後の)更新のインストールの際にリムーバブルメディアなどが接続されたままになっていると、数時間後の再起動時の更新適用時点でエラーになってしまいます。このことも注意事項として追記頂ければ、私のように最後にうっちゃりを食らわずに済む人がいるのではないかと思います。
MSからFixitが提供されていましたが、この時点で気が付いても適用はできず+USBデバイスを取り外すタイミングもありません。自分のPCでなかったこともあり、IE11と.netをUSBメモリに入れてわざわざ背面の3.0ポートに挿していたのがあだとなりました。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/949358
エラー後、引き続き更新を元に戻す処理で更に1.5時間、結果200個超の更新のほとんどがエラーになっていました。これはインストールに慣れているはずの私も初めての経験でした。一部の事前インストールなど、慣れないことをする際には気を付けねばなりませんね。(最終的には再度ゼロからインストールをやり直しました。更新ファイルは全数ダウンロード済みにも関わらず、再確認にまた2時間かかりそうな勢いでしたので。)
因みに事前にIEと.netをインストールしていたことで、210個の更新で済みました。通常は250個程の更新があるのを経験済みです。
様々な要因があるとは言え、適用完了までの所要時間は同PCの前回インストール時(約4時間)より長く、約6時間でした。(確認・ダウンロード・インストールに各2時間)
今回のみで考えると効果は「?」ですが、当分Windows10に移行するつもりはありませんので、今後の作業時に役立てようと思います。
ありがとうございました。
ぴかさん、コメントありがとうございます。
体験されたエラーが出て、更新を元に戻しますが出にくくするための記事ですが、どうしてもエラーが出てしまう可能性もあると思います。
それが出たら2時間以上無駄になってしまいますから。
USBメモリーについては、記事に追記させていただきました。情報ありがとうございました。
素晴らしいテクニックを惜しげもなく公開してくれてありがとうございます。
お陰様で実家帰省中の半日ほどでリカバリからアップデートまで済ませることが出来ました
パッセさん、コメントありがとうございます。
参考になってよかったです。
初めてのリカバリーで参考にさせていただきました。
7 sp1で更新プログラムの確認は5分弱、199個の更新はほぼ2時間で終わりました。
事前にこのサイトの記事を知らなければかなり大変だったと思います。
ありがとうございまいました。
沖さん、コメントありがとうございます。
記事が参考になってよかったです。
Windows updateが4日ぶりに開通しました。もう、リカバリーディスクはマメに作ろうと思います。他のサイトではスタンドアロンインストーラーとfixitの指摘はしてくれましたが4つ目のNET4.6.1は無かったです。microsoftのサイトでは推奨のプログラムになっていましたが、他にも推奨が一杯でうもれて見えなかった。特効薬を教えて下さりありがとうございました。
マリゾンさん、コメントありがとうございます。
記事が参考になりupdateが済んでよかったです。
今日Windows7の再インストールをした者です。
私も今年1月に再インストールをしてWindows UpdateがSP1適用後に先へ進まなくなる挙動に悩まされていて、安定性重視で稼働していたノートPCを急遽Windows10にしていたのですが、この記事を見て再トライしました。
当方特に大きな問題もなく、更新プログラムのインストールも時間は全部で6時間はかかりましたが最後まで進み、なぜか例のGWXも今の所降りてきていません。
最初の更新プログラムのインストールでは、Windowsモジュールインストーラのプロセスが9GBまで上がっていきましたが、16GBメモリを積んでいたので難なくこなしたようです。
貴重な情報ありがとうございました!
こんにちは。
貴重な情報を提供いただき有難うございました。
使用してきたWin7の調子が悪くなり昨日より空いた時間で
OSの初期化をしておりました。
が、しかしいきなり最初のアップデート後から更新プログラムが沈黙・・・
過去何度もリカバリしていたのにおかしいと思い調べておりましたところ
貴殿のサイトを発見!
本当に助かりました!
これよりサービスパック等々をダウンロードして改めて初期化にチャレンジ
しようと思っています。
取り急ぎお礼まで。。
チャーリーさん、コメントありがとうございます。
この記事にも追記している最新情報も含めて参考にしてください。
初めまして!自分も7を使用しているのですが、突然アイコンが反応しなくなり、
再インストールする羽目に・・・バックアップがあるとはいえ、また最初から
インストールするのは骨が折れます!そしてこのコメントをしてるという事は・・
そうです・・・自分も更新プログラムから先に進まなくなってしまい、この記事に
たどり着きました。そして一向に更新プログラムから先に進まないので、なんと3回
再インストールを実施しました。。。上記の4つの改善方法を試した結果!
直ることができました。ちなみに更新プログラム総数は250個です・・・
一気にやると絶対フリーズ等してしまうので、10個ずつに分けて更新しました。
またこの記事以外にお世話になることがありましたら、
是非参考にさせてもらいます!
ミチオさん、コメントありがとうございます。
250個の更新プログラムのインストールはたしかに不安ですね。
もし失敗したら、数時間余計に時間がかかってしまいます。
http://www.ikt-s.com/howto-check-for-update-rollup/
こちらの記事のロールアップをインストールする方法がお勧めです。
突然失礼いたします。
本当に助かり、一言お礼を申し上げたくコメントさせて頂きました。
非常に時間がかかる実体験からでしか分かりえない、貴重な情報をこうして一般に公開してくださり、驚くとともに大変感謝しております。
今更ながらのvistaと7のリカバリ後のセットアップで完全に行き詰まっていたところ、幸運にもこちらのサイトにたどり着くことができました。このようにまとめるのは大変な作業かと思いますが、今後も迷える子羊?達のためにぜひサイト運営を続けていただければ嬉しく思います!本当にありがとうございました。
rrrさん、コメント励みになりました。
記事が参考になりよかったです。
いつもお世話になっております。
.Net Framework 4.6.2がリリースされていました。
https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=53344
そこで、ネットワークに接続しない環境でWin7SP1をセットアップし、オフラインのまま真っ先にこれをインストールしようとしましたが、うまくいきませんでした。
エラーメッセージで検索してみたところ、以下のサイトを見つけました。
https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3149737
しかし、そこに書いてある解決方法がどうにも判り難く、試行錯誤した結果、以下の方法でようやくうまくいきました。
1. Microsoft Certificate Authority 2011 証明書をダウンロード。
https://download.microsoft.com/download/2/4/8/248D8A62-FCCD-475C-85E7-6ED59520FC0F/MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer
2. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、下記コマンドを実行。
の部分はダウンロード先フォルダのパスに置き換えてください。
certutil.exe -addstore root “\MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer”
3. 4.6.2インストーラーを起動。
なお、オンラインの場合は上記作業は不要です。
おっと、一部の半角文字は使えないのですね。2.の部分を書き直します。
2. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、下記コマンドを実行。
<パス> の部分はダウンロード先フォルダのパスに置き換えてください。
また、二重引用符も半角です。
certutil.exe -addstore root “<パス>\MicrosoftRootCertificateAuthority2011.cer”
とおりすがりさんん、いつもありがとうございます。
.Net4.6.2がリリースされていましたか。
時間があるときに内容を更新しておきます。
初心者で基礎ができていない者です、
Win7SP1を使っていましたが、Win8にアップしたいと、再インストールしたら
更新ブログラムの確認で止まったように動きません、最初はインストール間違いと
思い、何回も再インストールしました、
ようやくこのサイトを発見、トライしましたが、うまくゆきません、
①MSのサイトからダウンロードしたファイルを入れる場所は?
②インストールするのはファイルをダブルクリックと思うのですが、
コンピューター内のアップデーターを探していますとなって延々と時間だけがたちます、 これでよろしいのでしょうか>
小生北海道の田舎の老人なので、も、参りました、
ご多忙中恐れいりますが、ご教示いただければ幸甚です、
マキさん、裏でWindowsアップデートが動いていると延々と待たされる状況になります。
1.ダウンロードファイルはどこに保存しても大丈夫です。お好きなところへ。
2.探していますのメッセージを出したまま、再起動して即インストールか、
コンピュータの管理でwindows updateサービスを停止して開始させてから、すぐにインストールで行けます。
スタンドアローンインストールが終わるまでは、
・ネット接続を切っておく
・Windowsアップデートの自動更新を一時的に止めておく
をやっておくと次々とインストールが進みます。
早速のご返事まことに恐れ入ります、
トライしてみます
ありがとう存じました、
このサイトのおかげで滞りなくリカバリーを行うことができました。
ありがとうございました。