相原亮、伊藤嘉孝
2016年12月14日21時49分
日米両政府は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)所属の垂直離着陸機オスプレイが大破した事故を「不時着」と説明している。「事故直後から在日米軍が『landing』(着陸)と説明した」(防衛省幹部)ことが根拠だ。
ケネディ駐日米大使は14日、岸田文雄外相に「オスプレイが緊急着陸(emergency landing)しなければならない状態になったことは遺憾に思う」と語った。在日米軍のマルティネス司令官も同日、稲田朋美防衛相に「機体はコントロールできる状態でパイロットの意図した地点に着水した」と説明した。
ただ、米軍の準機関紙「スターズ・アンド・ストライプス」は「墜落」を意味する「crash」と伝え、海外通信社や沖縄の地元紙には同様に報じたところもあった。
国土交通省航空局によると、航…
残り:370文字/全文:698文字
新着ニュース
おすすめコンテンツ
※Twitterのサービスが混み合っている時など、ツイートが表示されない場合もあります。
朝日新聞社会部