踏み間違いの死亡事故 約84%が65歳以上
高齢者ドライバーによる事故が相次ぐ中、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と見られる死亡事故は、ことしに入って先月までに全国で45件起き、このうちおよそ84%が65歳以上のドライバーによる事故だったことが、警察庁への取材でわかりました。
警察庁によりますと、ことしに入って先月末までに、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と見られる死亡事故は全国で45件起き、このうちおよそ84%の38件が65歳以上のドライバーによる事故だったということです。
75歳以上による事故も全体の半数以上の25件に上り、いずれも過去10年間で2番目に多くなったということです。
先月、栃木県下野市の大学病院のバス停に84歳の男性が運転する乗用車が突っ込み、1人が死亡、2人がけがをした事故や、東京・立川市で病院の敷地内を歩いていた男女2人が83歳の女性が運転する車にはねられ死亡した事故など、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と見られる高齢者ドライバーの事故が全国で相次いでいます。
警察庁は、反射神経が鈍るなど高齢者特有の身体能力の低下が背景にあると見ていて、高齢者ドライバーを対象にした講習を開いたり、運転に不安を感じる高齢者には警察の相談窓口の活用を呼びかけたりして、事故を防ぐ対策を強化することにしています。
75歳以上による事故も全体の半数以上の25件に上り、いずれも過去10年間で2番目に多くなったということです。
先月、栃木県下野市の大学病院のバス停に84歳の男性が運転する乗用車が突っ込み、1人が死亡、2人がけがをした事故や、東京・立川市で病院の敷地内を歩いていた男女2人が83歳の女性が運転する車にはねられ死亡した事故など、アクセルとブレーキの踏み間違いが原因と見られる高齢者ドライバーの事故が全国で相次いでいます。
警察庁は、反射神経が鈍るなど高齢者特有の身体能力の低下が背景にあると見ていて、高齢者ドライバーを対象にした講習を開いたり、運転に不安を感じる高齢者には警察の相談窓口の活用を呼びかけたりして、事故を防ぐ対策を強化することにしています。