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ポスト朴の「韓国のトランプ」は変わり身の早い「反日」男だ …これを読めば「正体」まるわかり
「国民の手で墓を掘ろう。彼女を捕まえて歴史の中に、(父の)朴正煕(元大統領)の亡きがらの横に葬ってしまおう」。発言は問題視されることが度々あるものの、「解析のいらない庶民の言葉」(ソウル新聞)として国民に受け入れられている。
また、韓国のポピュリストらしく、反日を強調するのは言うまでもない。先月の日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の締結時には「日本は今も侵略戦争を反省せず、むしろ独島(韓国での竹島の呼称)での挑発で侵略の意志を露骨にしている。軍事的には今も敵性国家だ」と強調した。
一方、フジテレビの取材に対しては「日本人は親切でつつましく、以前持っていた先入観は大きく変わった」と発言。変わり身の早さからも、「韓国のトランプ」を名乗る資格が十分に感じられる。
当の本人は、米大統領選の民主党予備選でヒラリー・クリントン前国務長官(69)と接戦を繰り広げたバーニー・サンダース上院議員(75)に言及。「自分は保守的なトランプでも、失敗したサンダースでもなく、勝利したサンダースになりたい」と話す。
高まる人気、内外から牽制
圧倒的な勢いで支持を伸ばす李氏だが、大統領としての資質に疑問を呈す声は保守・リベラルを問わず各方面から上がっており、今後の大統領選レースへの影響も予想される。