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ポスト朴の「韓国のトランプ」は変わり身の早い「反日」男だ …これを読めば「正体」まるわかり
すでに出馬表明した李氏に対して、韓国内の期待は高い。世論調査機関リアルメーターによると、次期大統領選候補者に対する最新の支持率で、李氏は最大野党「共に民主党」前代表、文在寅(ムン・ジェイン)氏(23・5%)、年内いっぱいで国連事務総長の任期満了を迎える潘基文(パン・ギムン)氏(18・2%)に続き16・6%で3位となった。この上位3人が「ポスト朴」の「ビッグ3」だ。
昨年4月時点で1%だった支持率は、崔氏の国政介入事件が発覚した10月末以降、急上昇。「弾劾政局での対応が理想的だった候補者」を尋ねた別の世論調査(リサーチビュー、9日)では文氏(14・6%)らを大きく引き離し、断トツのトップ(28・4%)となった。
障害者認定で苦学、実績は“バラマキ予算”
韓国の歴代大統領では盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏、李明博(イ・ミョンバク)氏ら貧困や苦学の経験がクローズアップされることが少なくないが、李氏も例に漏れない。1964年に7人兄弟の三男として生まれ、中学生の時から工場の労働工として勤務。工場内の機械で左腕を負傷、障害者認定も受けるなど苦悩の日々を送ったが、大検などを経て大学に進み、人権派弁護士となったサクセスストーリーは韓国内でよく知られている。