明日は会社だったり、大事な約束があったりするから寝なくてはいけないのに、なかなか眠れないと思う事がありませんか?実は、熟睡をするには9つのポイントが必要なのです。そこで、熟睡して明日に備えられるように、9つのポイントを紹介しましょう。
- 同じ時間に寝る方法
- 同じ睡眠時間
- カーテンを開けて寝る方法
- 部屋の電気は付けないのが理想
- ブルーライトの見過ぎに注意
- お酒の飲み過ぎに注意
- 食事は就寝3時間前まで
- 就寝7時間前のコーヒー
- 適度な枕の高さ
- 熟睡するためのまとめ
同じ時間に寝る方法
私たちには目に見えない体内時計というものがあります。熟睡をするためには、この体内時計を狂わせてはいけません。例えば、深夜の2時に寝たとしましょう。次の日に23時に寝ようと思ったら、簡単に寝れるでしょうか?よほど睡眠不足に陥っていなければ、眠るのは難しいはずです。
深夜の2時に寝たら、次の日も2時に寝れるように体内時計がセットされてしまうのです。そのため、あなたが寝たいと思う時間があるのなら、毎日その時間に寝るように心がける必要があります。
同じ睡眠時間
人によっては、適度な睡眠時間というものがあります。6時間で足りる方もいれば、8時間は寝ないと眠いという方もいるのです。注意してほしいのは、あなたが8時間寝ないと眠くなるのに、友人が6時間しか寝ていないから、真似て6時間にしようとしたら眠くなってしまいます。
その他にも、仕事が忙しい方に多いのが、平日は睡眠時間を削って休日に寝だめするパターンです。仕事が忙しい場合は仕方ないにしても、あまりにも平日と休日の睡眠時間に差があると熟睡をするのは難しくなります。そればかりか健康を害する危険性まであるので気を付けましょう。
カーテンを開けて寝る方法
無理に起きようとしたら、寝不足になってしまい通勤途中の電車で寝たり、昼休憩中に寝てしまう方がいます。このように就寝時間以外に寝てしまえば、夜に寝れなくなる場合があるのです。そのような場合におすすめなのがカーテンを開けて寝る方法です。
カーテンを開けておけば、朝になって日の光が差し込むようになります。人間は日の光を浴びるとメラトニンというホルモンの分泌が減少します。このメラトニンの分泌が減少したら、脳が睡眠から覚醒に切り替わるようになっているのです。そのため、カーテンを開けて日の光をあびるようにしておけば、無理なく起きられるようになって就寝時間以外で眠くなる事をある程度まで防げるようになるでしょう。
部屋の電気は付けないのが理想
カーテンを開けた上で、部屋の電気を消しておけば、熟睡をする環境としては理想的です。なぜなら、部屋の電気を付けておけば、メラトニンの分泌が減少してしまい脳は覚醒してしまいます。ただし、カーテンを開ける事によって、夜景の光が部屋まで差し込んでくる場合はカーテンを開けないほうが良いでしょう。理想的なのは夜景の光が少ない環境で、部屋の電気を付けない事です。しかし、それが出来ないのであれば、カーテンを開けたほうがいいのか?それともカーテンを閉めたほうが良いのか取捨選択する事が重要ですね。
ブルーライトの見過ぎに注意
眠る前に、パソコンやスマホから発せられる「ブルーライト」を見過ぎてしまうとメラトニンが分解されて、脳が眠気から覚醒に変わってしまいます。その結果、就寝時間になって寝ようとしても、なかなか熟睡出来なくて寝不足になってしまうのです。そのため、寝る前はパソコンやスマホを見る時間を減らしたほうが良いです。
お酒の飲み過ぎに注意
ブルーライト以外にも、寝る前に注意して欲しいのがお酒の飲み過ぎです。お酒を飲む事に注意と書くと「お酒を飲んだら、寝やすいんだけど?」と思う方はいるでしょう。
確かに、お酒を飲んで酔っ払うと熟睡出来るように感じます。しかし、それは正確に言うと寝るのではなく、意識を失っている気絶状態なのです。通常の睡眠は体や脳を休めるための時間帯です。しかし、お酒で気絶している状態の時はアルコールを分解するために内臓には負担をかけてしまい、脳は麻痺に近い状態になってしまうのです。熟睡する上でこれだけデメリットがあるので、熟睡をするために、最も気をつけるべきポイントはお酒を飲む量と言っても過言ではありません。
食事は就寝3時間前まで
仕事が忙しい方に難しい条件かもしれませんが、就寝3時間前までに食事を済ませておく事が、熟睡をする上で重要な事です。なぜなら、食事をしてから、消化されるまでに3時間はかかるからです。もしも食後1時間で寝た場合は、体全体に行き渡るはずだったエネルギーが食べ物を消化するために消費されてしまうのです。そうなると浅い睡眠になって熟睡をする事が難しくなります。そのため、出来るだけ就寝3時間前までに食事しておくようにしましょう。
就寝7時間前のコーヒー
みなさんはコーヒーが好きでしょうか?私は好きです。しかし、このコーヒーにはカフェインというものが含まれており、カフェインには眠気を覚ましてしまう働きがあるのです。コーヒーを飲んでも熟睡をするためには、就寝7時間前までにコーヒーを飲んでおく事がポイントです。7時間前までなら、睡眠に悪影響は与えないと言われているので、コーヒーが好きな方は気を付けたほうが良いです。
適度な枕の高さ
熟睡をする上で外せないのが、枕の高さです。もしも枕が高すぎたら、肩や首に負担をかけてしまい、頭痛・肩こり・寝違いなどの危険性があります。枕が低い場合は、頭が低い状態になるので、頭に血がのぼってしまいます。
このような状態で寝たら、浅い眠りになって、熟睡をする事が難しくなります。そのため、適度な高さの枕を選ぶ事が重要なのです。
熟睡するためのまとめ
質の高い睡眠を確保するための9つのポイントを紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?おそらく多くの方が、どれか1つ以上はあてはまるかもしまれん。
もしも睡眠不足になっている方は、あてはまっている物を1つずつでも良いので、改めていき熟睡出来るようにしていきましょう。