2016-12-14

スピリチュアルはクソだがバカには役に立つ

江原啓之とか、風水とかなんとか、スピリチュアルは常々クソだと思っている。

カルト宗教も同然だ。

だが、その効用を図らずも体感してしまった。

親の部屋は汚部屋だ。

世代的に仕方がないのかも知れないが、物を溜め込んでしまい部屋に溢れている。

実家に帰るたびに言っても片付けてくれないし、勝手に捨てると怒られる。

ところが、物を試しに風水とか、引き寄せの法則とか、断捨離とか、そういうスピリチュアル概念の本を渡したところ、少しずつだが部屋が整い始めたのだ。

それでわかった。

スピリチュアル概念とは、理性では伝えても伝わらない人間物事を伝えるためのツールなのだと。

言葉説明しても伝わらない人に、スピリチュアルオブラートで包んで伝えると伝わる。

宗教もそうなのかもしれない。

なぜ人を殺してはいけないのか話し合いで伝わらない相手に対して、「神がそう決めたから」という理由ねじ伏せるのだ。

親がそんな概念に騙されてしまうのが正直悲しい。

親をバカを呼ぶのはいけないことだが、正直バカじゃないのかと思う。

もちろん、スピリチュアルで金稼ぎをする人間はクソ以下だ。

でも、どうしても動かしようのない人間心理を動かすには、最大限注意を払った上でスピリチュアルも使いようがあるのかもしれない。

そう、スピリチュアルは糞だが役に立つ。

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