【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社は１３日、１月から今月１５日までにインセンティブ（報奨）旅行で韓国を訪問した、または訪問予定の旅行客は２８万１０００人で、前年同期比５８％増加したと明らかにした。通年では３０万人を超す見通しだ。
同公社によると、韓国へのインセンティブ旅行はここ数年、中国の大規模団体客が主体だが、最近では東南アジア諸国や日本などからの訪問が目に見えて増えているという。
ベトナムからは今年、昨年より３倍近く多い計３万７０００人余りがインセンティブ旅行で来韓した。台湾（３２％増）や香港（５６％増）、タイ（７１％増）、日本（５７％増）からの来韓も大きく伸びている。
インセンティブ旅行のスタイルも異なる。数千人が一度に入国する中国のインセンティブ旅行客は主に首都圏でショッピング中心の観光をするのに対し、比較的規模の小さい東南アジア諸国や日本のインセンティブ旅行客は地方などを訪問するケースが多い。