北垣博美
2016年12月14日12時09分
かつて250万部を超える発行部数を記録した少女漫画雑誌「りぼん」(集英社)の「付録」など約2千点を集めた展覧会が、中京区の京都国際マンガミュージアムで開かれている。
同館の企画展で、タイトルは「LOVE●(ハート)りぼん●FUROKU――250万乙女集合!りぼんのふろく展」。「りぼん」は1955(昭和30)年の創刊。連載漫画家のイラストをあしらったハイセンスな付録を提供することで、他雑誌との差別化を図ったという。
70年代から80年代にかけては漫画評論が流行。「りぼん」の作風を「おとめちっく」と名付け、一種のブームが起きるほどだった。部数は上昇、94年には255万部と少女漫画誌史上最高を記録した。現在の部数はその10分の1以下だが、会場にはこの間のさまざまな雑誌付録が並べられている。
「紙もの」の可愛いブローチや…
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