小里貞利元総務庁長官が死去

小里貞利元総務庁長官が死去
自民党の元衆議院議員で、地震対策担当大臣として阪神・淡路大震災の被災地の復興支援にあたったことなどで知られる、小里貞利氏が、14日午後9時すぎ、鹿児島市内の病院で亡くなりました。86歳でした。
小里氏は、鹿児島県議会議員などを経て、昭和54年の衆議院選挙で旧鹿児島2区から立候補して初当選し、9回連続で当選しました。

この間、平成2年に労働大臣として初入閣し、平成7年には地震対策担当大臣に起用されて、阪神・淡路大震災の被災地の復興支援にあたったほか、平成9年には総務庁長官に起用されました。
また、自民党でも総務会長や国会対策委員長などの要職を務めました。

一方、自民党旧加藤派が分裂したあと、加藤元幹事長を中心に結成された派閥の運営を平成14年に引き継ぎ、平成15年、会長に就任しました。小里氏は平成17年の衆議院選挙には立候補せず、政界を引退していました。