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金山と刈谷にホームドア設置へ

 JR東海は14日、東海道線の金山駅(名古屋市中区)と刈谷駅(愛知県刈谷市)にホームドアを設置すると発表した。金山駅は2021年をめどとし、刈谷駅は市と協議中の駅舎改修工事に合わせて設けるという。同社は新幹線でホームドアを整備しているが、在来線での設置は初めて。

     同社は東海道新幹線で名古屋、京都など7駅(一部設置含む)にホームドアを設けているが、在来線は車両の種類が多く整備が遅れていた。東海道線は主流の車両が2種類のみのため、階段横などホームが狭い部分がある2駅で先行整備することになった。金山駅は18年に一つの扉部分をまず設置して、約1年間の実証試験を行う。

     金山、刈谷両駅に設けるホームドアは左右に開くタイプで開口部の幅を他社より広い4メートル強とする。JR東日本は山手線24駅でホームドアを設置するが、車両が1種類で定位置停止装置を導入しており、開口部は幅2メートル。東海道線の2種類の車両は扉の位置に差があり、停止装置もないため、広くしたという。

     国は1日10万人以上利用の駅でホームドア設置を求めており、JR東海は金山と名古屋の2駅が当てはまる。名古屋駅はリニア中央新幹線新駅工事に伴いホームの一部を閉鎖するため設置が難しいという。金山駅も中央線は特急電車が止まるため設置の予定はない。

     一方、JR東海は1日3000人利用以上の駅に、ホーム側に線状の突起物を加えた内方線付き点状ブロックの設置を進めており、当初計画より2~3年前倒しして18年度までに対象の全駅に設置する。【黒尾透】

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