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カラヤンは昔嫌いだった。バーンスタイン派だったし、フルトヴェングラーが絶対だった。
今は亡き宇野功芳先生の影響も受けてたし。
再評価に至ったのはここ数年。
カルロス・クライバーが亡くなって、いよいよ国内外で注目すべき指揮者がいなくなったぞ、と意気消沈している中で、彼の音楽を改めて聴いた。
カッコいいじゃないか!
それはとても素敵なことさ!
今の指揮者はもう、指揮姿がカッコよくない。
オーラが出てない。だからと言って技術的にたいして優れている訳でもない。
今のオケは大変だろう。
鳴ってる音も味もシャシャリもない。
それに比べたらカラヤン、素晴らしい。
ベルリン・フィルも轟音を出し、対照的に弱音はデジタル時代の到来を見越したかのように透明だ。
そして指揮姿、紛れもなくスターの所作だ。
目をつぶったり、いろいろ批判もあったが、あの姿を見たらオケも自然と盛り上がるだろう。
拍をきっちりきっちり打つのが指揮じゃないんですよ。相手は子供じゃないんだし。
あの教育法そろそろなんとかならんかな?
もう今のクラシックに多くを求めてはいけないのかも知れない。
アニメもじきにそうなるのだろう。
カラヤンはいいぞ!