まず、これを聴いてほしい。
たぶんクラシック音楽への考え方が変わる。
クラシックと思って聴いたら、面食らう。


クラシックも昔はロック・メタル以上に熱かったのだ。
今はもうヘナヘナだけど・・・。


フルトヴェングラーという指揮者がいた。
その音楽性の豊かさも去ることながら、ナチス・ヒトラーとの関係も含め、時代と対峙した人だった。
音楽の精神性、哲学性を信じた人だった。

今も伝説的な指揮者と言えば、彼を挙げるしかない。
僕は年に一回、フルトヴェングラーの音楽をじっくり聴く機会を設けている。





彼の指揮姿も上げておこう。

もう何と言うのか、音楽芸術が全人類の精神を鼓舞し、「真・善・美」のバランスが理想的に取れる、と信じられていた時代の、オーラ出まくりの指揮だ。


やはりクラシックは安くなった。今やジャンクフードと変わらない。
何度でも言うが、まずカッコ良くないんだもの。