と、言いながら結局『カリ城』観てしまった。
ひとつ気付いた。「デジタル化」で言及した、アニメのデジタル化の違和感。
それに加えてもうひとつあって、それは「撮影ガタ」じゃないの?と思った。
アナログ撮影はフィルムを使って、セルや背景を物理的に一枚一枚置いて、一コマずつ撮影する。
だからどうしても物理的に、絵にちょっとしたズレやガタが生じるのはしょうがないことだった。
これはデジタル時代にはあり得ない。絵は止まってたら1ピクセルも動くはずはない。動いていたらそれは撮影ミスだ。
これは本当かどうか知らないが、宮崎さんが養老さんだっけ?との対談で述べていたはずだが、人間の眼球は、実はすごく細かく、絶えず動いていて、その動きによって世界の立体性を脳で解釈するものなのだ、という。
これが本当ならば、ガッチガチに固定されたフレームよりも、多少ブレている画面の方が、よりリアルだ、ということにならないだろうか?いや、あくまで仮説だが。
おなじくフィルム作品『カルメンという名の女』を観た直後だから言えるのかも知れないが、そういったフィルムの質感から、デジタルアニメが得られるものをもっともっと吸収するのは、今急務なんじゃないかなと思う。
ひとつ気付いた。「デジタル化」で言及した、アニメのデジタル化の違和感。
それに加えてもうひとつあって、それは「撮影ガタ」じゃないの?と思った。
アナログ撮影はフィルムを使って、セルや背景を物理的に一枚一枚置いて、一コマずつ撮影する。
だからどうしても物理的に、絵にちょっとしたズレやガタが生じるのはしょうがないことだった。
これはデジタル時代にはあり得ない。絵は止まってたら1ピクセルも動くはずはない。動いていたらそれは撮影ミスだ。
これは本当かどうか知らないが、宮崎さんが養老さんだっけ?との対談で述べていたはずだが、人間の眼球は、実はすごく細かく、絶えず動いていて、その動きによって世界の立体性を脳で解釈するものなのだ、という。
これが本当ならば、ガッチガチに固定されたフレームよりも、多少ブレている画面の方が、よりリアルだ、ということにならないだろうか?いや、あくまで仮説だが。
おなじくフィルム作品『カルメンという名の女』を観た直後だから言えるのかも知れないが、そういったフィルムの質感から、デジタルアニメが得られるものをもっともっと吸収するのは、今急務なんじゃないかなと思う。