ええわー(以下略)。


『べっぴんさん』を見続けている。とにかく絵画的。映画的。実に良く撮れている。TVドラマを観ている気がしない。
今の時点ではスケジュール的なミスや荒れもない。

その中でも取り分け絵画的なのが、芳根京子だ。


そう言えば思い出した。蓮實先生だったかな、グリフィス先生だったかな、大女優、大俳優の条件として、
「ちょっと斜視気味で、どこを見ているのかはっきりしない視線」
が重要だと、読んだことがある。

その最良の例が、リリアン・ギッシュだ。


芳根京子にリリアン・ギッシュの魔術的な魅力を感じるのは僕だけだろうか?
とんでもない才能が開花しようとしている気がするのだが、今後もちゃんと撮れる監督と組んでほしいなぁ。
何でもできるタイプではないと思うので。