食べ物を落とした時のルールではない。
最近風景写真を撮る時に決めているのが、「3秒ルール」だ。
とにかくカメラを向けて、3秒以内にシャッターを押す。
それ以上かかりそうなら、諦める。
時間をかければかける程、「いい画」にはなるのかも知れないが、肉眼で風景を見た時の「あ、これ!いい景色!」とか「味あるやん!」といった、新鮮な驚きや興味からはどんどん離れていくからだ。
ここ5年くらい、絵作りにしても、できるかぎり「自然」であることにこだわっている。
肉眼で見た通りの生の世界、生き生きした世界を捉え、再現するのが、僕らの仕事なんじゃないか、と思っている。
どうしても、「美」の先にあるものを捉えたいんだろうね。