なんか最近、言ってることが「昔は良かった」一辺倒だと思われるかも知れないが、それはない。
昔からオタクはこうでした。
それがネットのせいで変な繋がり方、拡張のされ方をして、面倒なことになっただけ。
オタクという「病」は、昔からありました。でも目立たなかったんです。
ネットもないし、日陰の存在だったので、目立つこともできなかった。
大学時代の話は何度かしたと思うけど、僕はまぁー今より数段尖ってました。 あの時に比べたら今はマトモすぎて自分でもつまらんくらい。
「お前らの性根は腐ってる!叩き直してやる!」みたいなことを言ってアニメーション同好会に入ったくらいなので。
でも、みんな優しかったなぁ。
あの時代のオタクは、そういうはみ出した残念な人間も「まぁまぁ」と優しく迎える余裕があったのね。
いつしか僕もそういう輪の中に入って、でもやりたい放題して、『怨念戦隊ルサンチマン』は50人体制で大挙して作った。 楽しかったなぁ。
なんか温かい団結感があった。
でもね、いましたよ。中には。
ああだから、オタクという「病」の中に、「被害妄想」というのを付け加えた方がいいのかも知れない。
「俺のことかー!」と、見知らぬ人間が通り魔的に噛み付いてくるというのが、ありました。
議論の是非以前に、お前誰?っていう。
うちのサークルには連絡ノートがありまして、そこにまぁいろいろとみんな書く訳です。
業務連絡から雑談、飲み会の誘いまで、そういうのも書いておく。
まだ一年生だったある日、飲み会のレポートが書いてあって、まぁ相当みんな酔いつぶれて荒れたらしい。
それを面白おかしく書いてあったので、僕はそれに乗っかる形で、
「そんなに荒れたんですか?わー、行かなくて良かった」
と、だけ書いた。
それにある人がブチ切れた。
その飲み会の参加メンバーで、仮にQさんとしよう、僕がまだ全く話したことも、会ったこともない先輩だった。
「なんだとー!?俺のことをバカにしやがってー!」と、やたら憤った。
「行かなくて良かっただと!?俺達の飲み会を何だと思ってんだ!!」
ならまだ解るんだけど、
「俺のことかー!」
と、怒ってたらしい。
直接聞いてないからなんとも言えないが、周囲から聞いた話だとこういうことだったようだ。
バカにするも何も、僕まだあなたのこと知りません。
ここからがいかにもオタク臭いのだが、彼は直接僕に言いにくることも、その連絡ノートに反論することもなく、自分の同人誌にそのことを書き連ね始めたのだ。
月一くらいで彼が出していた小冊子に、「酒の席に文句をつけた!」と改めて書く訳にもいかないから、「生意気なオタク坊やめ!」と、批判の根拠や内容の説明もなく、ひたすらなじられた。
「あのバカなオタク小僧に俺の考えていることが解るはずもない!」
はい、解りません。だってほぼ面識ないんですから。
こんなのもあったな、「俺がこんなに苦労してるのに、あのオタク小僧はそんなことも知らずに傷口に塩をすりこんできやがる!なんて酷い奴だ!」
だから、あんた誰?ていうか、あんたにとって、俺は何?
Qさんと同期の先輩に相談したこともあった。
その先輩は冊子を一通り読んで、
「Qは何に怒っているのだろう・・・」
と、頭を抱えた。
昔からオタクはこうでした。
それがネットのせいで変な繋がり方、拡張のされ方をして、面倒なことになっただけ。
オタクという「病」は、昔からありました。でも目立たなかったんです。
ネットもないし、日陰の存在だったので、目立つこともできなかった。
大学時代の話は何度かしたと思うけど、僕はまぁー今より数段尖ってました。 あの時に比べたら今はマトモすぎて自分でもつまらんくらい。
「お前らの性根は腐ってる!叩き直してやる!」みたいなことを言ってアニメーション同好会に入ったくらいなので。
でも、みんな優しかったなぁ。
あの時代のオタクは、そういうはみ出した残念な人間も「まぁまぁ」と優しく迎える余裕があったのね。
いつしか僕もそういう輪の中に入って、でもやりたい放題して、『怨念戦隊ルサンチマン』は50人体制で大挙して作った。 楽しかったなぁ。
なんか温かい団結感があった。
でもね、いましたよ。中には。
ああだから、オタクという「病」の中に、「被害妄想」というのを付け加えた方がいいのかも知れない。
「俺のことかー!」と、見知らぬ人間が通り魔的に噛み付いてくるというのが、ありました。
議論の是非以前に、お前誰?っていう。
うちのサークルには連絡ノートがありまして、そこにまぁいろいろとみんな書く訳です。
業務連絡から雑談、飲み会の誘いまで、そういうのも書いておく。
まだ一年生だったある日、飲み会のレポートが書いてあって、まぁ相当みんな酔いつぶれて荒れたらしい。
それを面白おかしく書いてあったので、僕はそれに乗っかる形で、
「そんなに荒れたんですか?わー、行かなくて良かった」
と、だけ書いた。
それにある人がブチ切れた。
その飲み会の参加メンバーで、仮にQさんとしよう、僕がまだ全く話したことも、会ったこともない先輩だった。
「なんだとー!?俺のことをバカにしやがってー!」と、やたら憤った。
「行かなくて良かっただと!?俺達の飲み会を何だと思ってんだ!!」
ならまだ解るんだけど、
「俺のことかー!」
と、怒ってたらしい。
直接聞いてないからなんとも言えないが、周囲から聞いた話だとこういうことだったようだ。
バカにするも何も、僕まだあなたのこと知りません。
ここからがいかにもオタク臭いのだが、彼は直接僕に言いにくることも、その連絡ノートに反論することもなく、自分の同人誌にそのことを書き連ね始めたのだ。
月一くらいで彼が出していた小冊子に、「酒の席に文句をつけた!」と改めて書く訳にもいかないから、「生意気なオタク坊やめ!」と、批判の根拠や内容の説明もなく、ひたすらなじられた。
「あのバカなオタク小僧に俺の考えていることが解るはずもない!」
はい、解りません。だってほぼ面識ないんですから。
こんなのもあったな、「俺がこんなに苦労してるのに、あのオタク小僧はそんなことも知らずに傷口に塩をすりこんできやがる!なんて酷い奴だ!」
だから、あんた誰?ていうか、あんたにとって、俺は何?
Qさんと同期の先輩に相談したこともあった。
その先輩は冊子を一通り読んで、
「Qは何に怒っているのだろう・・・」
と、頭を抱えた。
ただこれにはね、僕にも落ち度があったと思う。
なんか良く解らないけれど、とりあえず先輩を怒らせたのだから、謝っておいた方が良かったのだ。
「なんか気分を害したようで、すんません」
それが、大人の対応。
しかし今よりも遥かにとんがってた大学時代、それができなかった。
でもあの頃から、僕の見も知りもしない人が「俺のことかー!」と怒ってくる様を、良く見るようになった。
すごい被害妄想だな、てかあんた誰?といつも思うのだが。
なんか良く解らないけれど、とりあえず先輩を怒らせたのだから、謝っておいた方が良かったのだ。
「なんか気分を害したようで、すんません」
それが、大人の対応。
しかし今よりも遥かにとんがってた大学時代、それができなかった。
でもあの頃から、僕の見も知りもしない人が「俺のことかー!」と怒ってくる様を、良く見るようになった。
すごい被害妄想だな、てかあんた誰?といつも思うのだが。
なんで僕が見も知りもしない人間が、僕の言動で傷ついているのかが解らない。
そして僕に恨みを持つのかが解らない。
それが今はやりの「ヘイトスピーチ」、民族差別とか性差別だったら別だよ?それがオタクとか、もっと言えばその中での「病」に陥った人とか、そんなフワフワしたカテゴライズで、よくもまぁ我が事のように怒れるなぁ、と。
まあ、言ってることが図星だから反応も過激なんだろうけどね。
ネット時代になって「俺のことかー!」が、物凄く増えた。
こんなにいるんだなぁ、と思って、今日も見てる。
ムカついた者勝ちの世の中は、今後も続くだろう。
あの先輩も、今もネットのどこかでまだ僕のことネチネチ書いてるのかも知れないね(笑)。
それくらいしつこい人だったからね。
「粘着質」という概念も、あの時既に学んでました。
やっぱりオタクは「病」なのだろう。
そしてアニメは確実にこの「病」を招き入れる。
だってアニメーション同好会よりはるかに知り合いの多い、吹奏楽部のOBにはこんなのいないもん。
そして僕に恨みを持つのかが解らない。
それが今はやりの「ヘイトスピーチ」、民族差別とか性差別だったら別だよ?それがオタクとか、もっと言えばその中での「病」に陥った人とか、そんなフワフワしたカテゴライズで、よくもまぁ我が事のように怒れるなぁ、と。
まあ、言ってることが図星だから反応も過激なんだろうけどね。
ネット時代になって「俺のことかー!」が、物凄く増えた。
こんなにいるんだなぁ、と思って、今日も見てる。
ムカついた者勝ちの世の中は、今後も続くだろう。
あの先輩も、今もネットのどこかでまだ僕のことネチネチ書いてるのかも知れないね(笑)。
それくらいしつこい人だったからね。
「粘着質」という概念も、あの時既に学んでました。
やっぱりオタクは「病」なのだろう。
そしてアニメは確実にこの「病」を招き入れる。
だってアニメーション同好会よりはるかに知り合いの多い、吹奏楽部のOBにはこんなのいないもん。