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自殺の男性、現金2000万円所持 大阪

 日雇い労働者の街として知られる大阪市西成区のあいりん地区の簡易宿泊所(簡宿)で9月、自殺したとみられる40歳くらいの男性の遺体が見つかり、室内に現金約2095万円が残されていたことが大阪府警西成署などへの取材で分かった。身元を示す物はなく、大金を持っていた理由も分かっていない。

     西成署や西成区によると、男性の遺体は9月18日、同区萩之茶屋2の簡宿の施錠された個室で発見された。腐敗が進んでいたが、検視の結果、自殺の可能性が高く、8月20日ごろに死亡したと判断された。

     身元が分からないとして、11月30日付の官報に記載された男性の特徴は身長168センチでやせ形。現金のほかに財布2個や小銭入れを持っていたという。

     男性は数年前から同じ簡宿で寝泊まりを続けていたとみられる。同署幹部は「簡宿で亡くなる人がこんなに大金を持っているのは珍しい」と話している。

     大阪府によると、身元が分からない場合、現金は早くて半年後に国庫に納められる。【村田拓也】

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