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愛知買い物「不便になる」 常滑ピアゴ閉店、惜しむ声
ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下のユニーが、来年をめどにピアゴ常滑店(常滑市千代ケ丘)を閉店する方針を明らかにした。十三日も、店は普段と変わらず大勢の買い物客でにぎわった。付近の住民からは長年親しんだ店舗の閉店を惜しむ声が聞かれた。 夕方に訪れた市内のパート女性(54)は「火曜特売が好きでよく来ていた。ここがなくなると武豊のピアゴまで行かないと」と困惑。近くの自営業の男性(45)も「ほぼ毎日食品を買いに来ているので困る。不便になってしまう」と嘆いた。 一九八一年にオープンしたピアゴ常滑店は、名鉄常滑駅から東に一・二キロの国道沿いに立地。二階建てで書店や百円ショップ、喫茶店なども入る。 市内では新興住宅地付近に大型ショッピングセンター「ベイシア」が出店したり、空港対岸の埋め立て地にイオンモール常滑がオープンしたりと、ここ数年は大型店舗の出店が相次いだ。一方で、名鉄常滑駅ビルに入居していたスーパー、パレマルシェが二〇一二年に撤退している。 市内の会社経営の男性は「地域のお年寄りにとっては、すみかのように親しまれていた。規模は小さくなってもよかったので、存続してほしかった」と惜しむ。市の担当者も「長年市民に親しまれた店舗が閉店するのは残念」と話した。 (小西数紀) PR情報
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