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【グラニュース】

松田&小屋松、完全移籍 競合の末に獲得もわずか3年で

2016年12月14日 紙面から

MF森(左)らと自主トレするFW松田=愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで(青山直樹撮影)

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 J2に降格した名古屋グランパスのFW松田力(25)がJ2福岡へ、FW小屋松知哉(21)がJ2京都へ完全移籍することが13日、決定的になった。両選手とも契約は今季までで、グランパス側から契約延長オファーを受けていたが、移籍を決断。複数クラブと競合しながら獲得した両選手が、入団からわずか3年で流出する事態となった。

 才能ある若手2人が、早くもグランパスを去ることとなった。松田はこの日に愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで自主トレ。クラブハウスを出る際には、引っ越し用の段ボールを大量に抱えていた。

 松田は「いや、名古屋市内に引っ越すんですよ」ととぼけたが、関係者によると福岡への移籍で合意。J1に昇格するC大阪やJ2千葉も興味を示していたが、攻撃陣の補強を進めている福岡を新天地に選んだ。

 松田はびわこ成蹊スポーツ大時代に大分の特別指定選手としてリーグデビューを果たし、卒業後の2014年に入団。昨季途中にJ2千葉へ期限付き移籍した。グランパスに復帰した今季はケガの影響もあって14試合の出場にとどまったが、その高い得点力は貴重だった。2日の自主トレ後に「残ってほしいという熱意が感じられない」とフロントへの不満を口にし、移籍を視野に入れていた。

 

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