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晴耕雨読

おやおや、いらっしゃい

12月の割とどうでもいいダラダラ雑感

イラスト 四コマ漫画

今年ももう12月だという事は分かっていたけれど、改めてカレンダーを見てみるとその12月も半ばです。

 

そろそろ年末に向けて忘年会だなんだと忙しくなってきたけれど、特に親しくもない人間と酒など酌み交わしたところで、僕は時間の無駄としか思わない性格なのでそういうイベントはなんやかんやスルーするのが通例です。

 

 

はっきり「NO」と断れた数だけ人生は自由に、そして豊かになっていくような気がする・・ウフフフ。

 

 

そんな社会不適合者感丸出しな今日この頃、久しぶりにプールへと行きました。

 

ほんとはもっと頻繁に来たいのだけれど、最近は中々都合がつかず間隔が開いてしまう事が多くなってきました。

水泳とかマラソンといった有酸素運動って結構「慣れ」の部分が大きい気がするから、久しぶりでも別に息が上がるといった事はなかったけれど、どうにも腕がいつもより重くてダルい・・。

 

やっぱり間隔が開くとなまってしまうなぁなんて思っていると、小太りのおっさんがプールに入ってきて泳ぎ始めました。

 

 

・・・・・。

 

 

 

・・・・・。

 

 

 

・・・遅い。

 

 

あまりの遅さに最初は何もせずただ水に浮かんでいるだけなのかと思ったけど、見ていると少しずつだけど、前に進んでいるのがわかりました。

 

泳ぐペースは人それぞれだし、その人の好きに泳いでいいのだから別に何も悪い事ではないけれど、プールに通っていてここまで遅く泳ぐ人は初めて見たなぁと思いました。

 

プールに来慣れている人だと、相手の泳ぎやペースに合わせて、先に行ったり行ってもらったりするという暗黙の了解みたいなものがあるのだけれど、このおっさんそんな細けぇ事など気にせず我が道を行く、なかなかのでした。

 

顔なじみのおっさんや他の人たちの

 

 

(´・ω・`)(・・邪魔だな・・)

 

 

という心の声がテレパシーの様に辺りに蔓延していたけれど、別に何かプールの使用上のルールを犯しているわけでもないので、漢に敬意を表し誰も何も言いませんでした。

 

しばらくそのおっさんを避けながらいつもの様に泳いでいたけれど、おっさんをみているうちに段々「逆にすげぇんじゃないか」という感想を僕は抱き始めました。

 

おっさんの泳ぎは平泳ぎの様な、全然別の何かだったし牛歩の様に遅かったけど、そのペースでも重心や姿勢は崩れることなく保たれ、漂うように、水と一体となったかの様に進むその姿は「水泳の極意」の様な気がしてきました。

 

 

そうして水中で泳ぎながらおっさんの泳ぎを観察していたけれど、

 

 

 

「いや、ねぇよ」

 

 

 

というマジレスが僕の一番冷静で理性的な部分から聞こえてきました。

 

 

なぜおっさんが泳いでる姿をまじまじ眺めているんだろうというとても悲しい気持ちになり、残りをがむしゃらに泳いでプールを後にしました。

 

 

 

プールを出て夕飯の買い物を済ませると、なんとなく手持無沙汰だったので本屋に寄ることにしました。

と言っても別に用は無かったので、なんとなく適当な雑誌をパラパラめくっていると隣のコーナーのたくさんのエロ漫画たちが目につきました。

 

考えてみたら普通の雑誌コーナーの一角に、乳丸出しで股を開いたアヘ顔の女性が表紙を飾る雑誌群がしれっと軒を連ねているのはなかなかロックな光景だと思いました。

 

女性や家族連れなんかは近寄りがたいと思うし、っていうか男でもこれらのコーナーはATフィールドの様な壁を感じてなんか近寄りがたいんだよなぁ。

 

こういうのってのれんの奥のエロコーナーとかに置くべきなんじゃないかと思うんだけど何か営業上の理由でもあるんでしょうか。

 

よく分らないしどうでもいいけど、快楽天の表紙はいつだって芸術的だなぁ。

 

 

適当に店内を冷やかしてから帰ろうとブラブラしていたら、ラノベコーナーでラノベを立ち読みする変なおっさんが目に入りました。

そのコーナーは基本的におっさんが居る様なコーナーではないのでおっさんはすごく浮いていました。

なんのラノベを読んでいるかまでは分からなかったけど、熟読している様でした。

 

 

別におっさんがラノベを読もうが快楽天を読もうがおっさんの自由だけど、おっさんがラノベを読んで面白いものなんだろうか。

 

僕はラノベラノベって感じの二次元的な文章がちょっと苦手なんだけど、おっさん的にはそれが斬新だったりするのかなぁ。

 

まぁ面白いと思う作品に、ジャンルもそれに触れる年齢も関係ない事でしょう。

 

僕はラノベのおっさんに心の中でさよならをして、本屋を出て帰路につきました。

 

 

 

「今日は変なおっさんと縁がある様な気がするなぁ」

 

そう思ったと同時に、僕も他人から見たらもしかしたら変な人なのかもしれないなぁなんて思いました。

実のところ、自分を一番理解していないのは自分自身なんじゃないでしょうか。

「自分を客観的に見ろ」なんて言うけれど、他人にでもならない限り、ほんとの意味で自分を客観的に見ることなどできないんじゃないでしょうか。

 

だから案外自分の事を一番理解しているのは、ひいき目抜きでその人を見ることができる周りの近しい人間や他人だったりするのかもしれません。

 

自分で自分に抱いているイメージなど、実は全部幻想だったりするのかもしれないなぁなんて、哲学的(?)な事を考えたけど、だからなんだって気がしたしお腹が空いたのでどうでもいいなと思いました。

 

肉まん食べたい。

 

 

 

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(´・ω・`)なぜだか意味もなく

 

 

(´・ω・`)そうつぶやく時が

 

 

(´・ω・`)人生には多々あるのです。

 

 

おまけ

 

「水見式」

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それか放出系。

 

 

お酢