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2016年12月13日 (火)

『AirPods』登場! iPhoneユーザーの新しい必需品!

まずは買ってから以下を読んで下さい(笑)

当初、10月後半……と発表されていたが、12月発売に変更されていた、AirPods(エアポッズ)が発売された

どうも、私の持ってる情報だとかなり品薄なようなので、欲しい人は、とりあえずこちらから購入しておくべき。読んでる間に間に合わなくなると困るから。今買うと、12月19日到着と表示されました。

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(写真は9月7日のサンフランシスコの発表会でのもの。私の手元にもまだありません)

買いました?

とりあえず、買ったら続きを読んで下さい。

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落とす感じじゃないから!

これほど、見た目のイメージと、実際に使って見ての心地よさの違うデバイスもめずらしいな……と思うんですよね。

これ、写真だけ見た人は必ず『落として紛失しそう』って言うんです。で、あまり欲しいとは思わないみたい。

でも、実際に耳に入れた感じはそういう感じじゃない。これは、猛烈に大事なデバイスです。

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見ただけの人と、触った人が感じることの何が違うのかずっと考えてたんだけど、軽いんです。現行のiPhoneのヘッドフォン、つまりEarPodsにはケーブルがある。このケーブルの重みがあって、いろんなところに引っ張られたりするから、耳から抜けるんです。

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とっても軽いAirPodsだけだと、耳の中に収まって存在感はないんです。落ちる感じはしない。むしろ、存在感はない、耳の中に自然に収まっている感じ。

(無論、日本の満員電車のような対人距離の近い特殊な状況だと、当たって落としたりはするかもしれません。あと、現行のEarPodsも124個のプロトタイプを作って600人が試用して最大公約数の人が収まりがよく感じる、しかも前の方に音を発する特殊な形状開発して多くの人に収まりをよくしたヘッドフォンではありますが、中には耳のカタチに合わない人もいるようです。EarPodsに合わない人は、AirPodsにも合わないように思うので、そういう方は諦めて下さい。)

さて、耳に合う人であれば、自然なフィット感を楽しめるはずですし、カナル型に較べて外の音も聞こえるので、日常的に耳に入れておいて、通話に使ったり、音楽を聴いたり、Siriに指示するために使ったりできるハズです。

その時にこの自然なフィット感と軽さはすごいメリットになるハズです。

使って感じる、まったく新しい使い心地

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耳に入れておけば、ツータップでSiriに指示ができます。

『(ダブルタップ)今何時?』
『(ダブルタップ)iPhone 7について調べて』
『(ダブルタップ)3分タイマーで計って』
『(ダブルタップ)9時に起こして』
『(ダブルタップ)岡崎体育の音楽を再生』

とっても簡単です。

もっとも、アメリカの対人距離と日本の対人距離は違うから、車で通勤して、Macと会話していても恥ずかしくないぐらい隣の人との間隔が広いアメリカのオフィスと、満員電車で通勤して隣の人の鼻息の音をうるさく感じるぐらい狭いオフィスで働いている我々とでは、使い心地は少し違うかもしれませんけど。

それでも、自宅や屋外で使うなら快適だと思います。

新しく開発されたW1チップと、光センサー、加速度センサーのおかげで、耳にしているかどうかも感知されるので、耳から外すと音楽は止まるし、また片側だけ使ってSiriに指示したり、通話したりもできます。

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小さいのにバッテリーライフは5時間持ち、耳から外した時は24時間のバッテリーライフを提供する付属のケースに入れておけば自動的に充電されます。

このケースの存在も紛失しなさそうだと思う理由のひとつです。外すとこのケースに入れることが習慣づいていれば紛失なさそうです(それでも紛失しそう……という人は、買わない方がいいと思います(笑))。充電しないと使えなくなるし、ケースに入れる習慣が自然とできるというデザインが素晴らしいと思います。

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設定も簡単。AirPodsのケースを開いてワンタップすれば、iPhoneはもちろん、iPadやMac、Apple Watchなど、同じiCloudアカウントで連携しているすべてのデバイスで使えるように設定されます。

iPhone、Apple Watch、Apple Payがそうであるように、AirPodsも一度使い始めるとそれが空気のように当たり前に大切になることは間違いないと思ってます。実は私もすでに購入ボタンをクリックしているので、到着を楽しみに待っています。

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  • 村上タクタ

    村上琢太。ガジェット好きの雑誌屋。'92年入社以来趣味誌ひと筋。バイク雑誌RIDERS CLUBから、現在はコーラルフィッシュRCエアワールドの編集長も務める。機能を突き詰めてカッコよくなったガジェットと、アイデアと楽しさに満ちたウェブサービスを紹介する本『フリック!』の編集活動に奮闘中。twitterアカウントは@flick_mag

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