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インクリングの日常 作者:キュラ
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2 出会い

どーぞ読んでいって下さい♪
パチッと目が覚めた。どうやら、昨日本を読んだまま寝てしまったようだった。ページに目をやると、『ヒーロースーツとタコのインクについて』と書かれていた。あ、そうだ。昨日、アタリメ指令とか言う人にヒーローに認定されて、この『タコとイカ丸わかりブック』をもらって帰ってきたんだった。ソファにはヒーロースーツが投げられていて、お母さんにもらった人形にかかっていた。私はそのまま、記事を読んでみた。『~ヒーロースーツとタコのインクについて~ New!カラストンビ部隊が着用するヒーロースーツには、タコのインクに耐性がついている。タコのインクは素に触れると体の中に毒素が入り、死に至る可能性もある。だが、ヒーロースーツを着用することにより、イカのインクと変わらなくなる。なので、必ずヒーロースーツを着用することが大切である。』そうだったんだ。取り合えずマンホールまでは私服で行った。誰も見ていないことを確認して、こっそり入った。どすん!「いった~」また昨日のように、大きくしりもちをついてしまった。アタリメ指令はクスクスと笑っている。「まずは、きちんと着地出来るようにせんとな。」「う、反論できない・・・」「取り合えず、最初はあのやかんへ向かってくれ。一番簡単なところじゃ。」「ほーい。」言われるがままにやかんへ入った。すると、目の前にはもうタコがたくさん。[やっつけるんじゃ‼]私はすぐさま銃を構えた。が、あることに気がついた。こいつら・・・攻撃してこない?[どうしたんじゃ。]「アタリメ指令、向こうは攻撃してくる気はないみたい。」私には、このタコたちが言っていることがわかった。「ア、オ疲レ様」「アレ!変ナ服着テルネ。ドコカデモラッタノ?」「ね、ボスがどこにいるか教えてほしいんだけど。」「アア、タコワサ将軍ナラアッチニイルゾ。」「ありがとう。」そのままひょいひょいと壁を上り、大きなUFOの中に入った。そこは異世界、といっても過言じゃないくらい不思議だった。きれいで、初めて来たはずなのに、なぜか懐かしい感じがしたんだ。すると、先ほどとは全くオーラが違うタコが出てきた。「ワタシニ・・・ナンノヨウダ?」深呼吸を三回ほどした。そして、素直に今の気持ちを伝えてみることにした。「私は、イカです。だけど、タコが混ざっている気がするんです。」[ちょ、何をいっているんじゃ‼]タコワサ将軍はゆっくりとこちらを向いた。「ソノコエ、アタリメ・・・。」[え、あ、ガカゴガシャン!・・・ザーーーー]「アタリメ指令?!」「キカレテハ、コマル。サア、ムカシバナシデモシヨウジャナイカ。」「え?」私が意味不明でこんがらがっていると、タコワサ将軍はぽんと何かを投げてきた。キャッチしたものを見ると、日記のようなものだった。「ソレハ、オマエノハハオヤノニッキダ。ヨンデミルトイイ。」そう言うなり、どこかへいってしまった。「えー・・・取り合えず、戻るか。何があったか心配だし。」駆け足で基地に戻った。そこで、私が見たもの。基地はバラバラに壊れ、タコのインクまみれになっていた。「アタリメ-」「おお、無事じゃったか!」木陰からひょこっとアタリメ指令が出てきた。「アタリメ指令!!よかった~。」「まあ、無事なのはよかったんじゃが・・・。」アタリメ指令は木の後ろを気にしていた。私が覗いてみると。「・・・誰?」「わからん。偶然落ちてきたところにアイツのトルネードがきたんじゃ。わしはギリギリ避けられたんじゃが、こやつは・・・。」そこに寝ているのは私と同い年位のボーイで、全身インクまみれだった。そういえばあの本に‼「アタリメ指令!!今日は帰るね!」そのまま彼をかついでダッシュした。家に着くまで、ひたすら走った。バン!と勢いよくドアを開けて、風呂場へ急いだ。「急がないと‼」まずタコのインクを洗い流し、兄のパジャマを着せ、ソファに寝かせた。あ、そういえば全く知らない人を連れてきてしまった。息をして心臓が動いていることを確認した。まだ間に合ったらしい。少しほっとした。そうだ。日記をもらったんだ。ドキドキしながら、そっと日記を開いた。
ありがとうございました‼次回作もお楽しみに‼

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