75歳・高石ともや「ホノルルマラソン」40回連続で完走
2016年12月13日6時0分 スポーツ報知
代表曲「受験生ブルース」(1968年)で知られるフォークシンガーの高石ともや(75)が11日(日本時間12日)、米ハワイ州ホノルルで行われた「JALホノルルマラソン」に出場し、40回連続で完走した。同い年で、同じフォーク歌手として敬愛する米シンガー・ソングライターのボブ・ディラン(75)のノーベル文学賞受賞から一夜明けての快挙となった。
トロンボーンを持ってゴールした高石は、祝福する参加者や地元主催者に向け「これで終わりというわけにはいかないな」と笑顔。途中、歩きながらの演奏や他の参加者と合唱したりしながら、8時間23分で完走した。30代で始めたマラソン。今後は体力の衰えとの闘いになるが「心を上手にコントロールすれば体はついてくる」と意欲十分だ。
66年、ディランの歌を日本語に訳して歌う反体制フォークシンガーとしてデビュー。「受験生ブルース」は、ディランの「ノース・カントリー・ブルース」のメロディーに、受験生の悲哀を投影した詞をつけた他人の曲を作曲し直したものだ。
今もライブではディランの歌を歌い、22日の「年忘れコンサート」でもディランの歌を披露するという。