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2016-12-12

怪文書だが、転載しておく(自己保存用)

 内容としては話半分以下の怪文書だろうけど、自分(=投資業界)の知っている内容で事実関係を知っているor関係者から話を聞いたことがあるものが含まれているので、要検証と思い転載しておく。なんか突然削除されていたから。

赤浦さん周辺というと、ヤフーを辞めた松本真尚さんや現ヤフーでいろいろありつつ生き残っている「おざーん」こと小澤隆生さん、「けんすう」こと古川健介さん方面問題だと思うのだが、ここで語られている百社以上のベンチャーエッセンス吸われて一社に固められ急成長というのはnanapiKDDIもそのひとつだったと思う。また、赤浦さんの方面不思議投資は旧jig系列ファンドよりもグロービスの話は沢山聞く。独立系ベンチャーキャピタル情報をやり取りするとかそういうスキーム

DeNA村田さんだけ叩かれるのは不公平とは思うけれども、ご存知の通りiemo10億の買収はデューデリジェンス2か月、社内検討5か月という話が事実だとするならば、iemoが一回も決算をしていないのに10億のバリュエーションがついたということになってしまう。

もしもベンチャー業界が襟を正すとしたら、今回は良いチャンスなんじゃないだろうか。

ここから引用--

村田マリけが問題なのか?業界からみた裏事情

今回のWELQ騒動炎上中のDeNAの中で、雲隠れしているが実は主犯だと目されている村田マリ氏について、様々な人たちが内情を明らかにし始めているが、

gigazine.net

その名を轟かせたのは作って一年しかたっていない会社DeNA社長の守安氏に直談判して10億もの巨額のお金で売却したことであった。しか業界では、当時から明らかに過大な額での売却であったことから、また無知なオッサン殺しパワーで契約を取ったと話題になっていた。そもそもサイバーエージェント時代から女子力契約を取ってくることはは公然の秘密であったが「私たち顔採用なのかしら?」と言うほどのその自信は本当にどこから来るのかわからないが、効果は発揮しているようでもある。

netgeek.biz

しかし、いくらなんでも女子力だけで明らかに問題があるパクリメディアを10億ものお金で売却できるのか、と疑問に思うのが普通だ。ただ業界内でそれを納得できる公然の秘密となっている別の理由がある。それは夫の存在だ。

milkpan.link

実は夫の本間真彦はインキュベートファンドという業界では屈指のベンチャー投資ファンドメンバーであり投資家なのだ。夫である以上売却にひと肌脱いでる事は間違いないが、このインキュベートファンドというファンドがまた非常に問題のあるファンドであり、過去にも同様な犯罪スレスレベンチャーを騙して大手に売りつけたり上場させるということを何度もやっている、業界では有名な曰く付き問題ファンドなのである

このファンド創業者の赤浦徹は、前身となる自信が運営するファンドがなんと東証から市場勢力ファンドとして排除されたということもある、札付きの問題人物であり、本間もその一派なのだ過去にはファンドから出資を受けた企業は皆絶対上場承認されないという大変な事態となり業界が一時すったもんだした上、彼の過去問題がある数々の行動から、あらゆる証券会社に彼が入っているベンチャー絶対上場させないと言わしめたほどの人物である

業界内部に根を張ってインサイダー情報を手に入れ、公開株を売り買いして儲けるのは序の口(もちろん違法である)であり、投資先の人間犯罪すれすれの事業をさせて、売上があがるようならバレないように売却するのである。実際にその煽りを受けて逮捕されたもの複数いる。

それを知っている人間からすれば、この買収劇は村田マリだけではなく、インキュベートファンド一派が裏で糸を引き、最初から法律的にアウトであるビジネスモデルであることを隠して交渉を行い、DeNAが見事に引っかかった、ということであることがわかる。

はいえ、上記の様な問題がありながらも、実はこのファンドは非常の良い成績を上げており、業界内でもそれなりの力を持っている。赤浦氏はなんとベンチャーキャピタル協会常務理事まで努めている。だがその裏のファンドが行っている悪徳ビジネスモデルを知る者からすれば、今回のパクリメディア実態と非常に似ていることが理解できる。

ryuusnews.com

何の事はない。何もかもがパクリなのだファンドが儲かる仕組みは非常に単純だ。まず、無知な優秀な学生等の若者に目をつけて、数百万程度の投資額でなんと半分近くのシェアを得て主導権を握る(普通はそんなに大きなシェアベンチャーキャピタルがとることはない)。そういった投資を数多く繰り返しそれだけでも問題なのだが、なんと本来絶対に秘匿しなければならない投資先のビジネスモデルノウハウ技術財務情報などをなんと他の投資先にすべて流出させパクラせてしまうのである

ベンチャー企業にとって技術ノウハウビジネスモデルは命とも言えるもので、株主でありながらそれを流出させるというのはもちろん言語道断で許されることではない。だが、投資されているベンチャー側はマジョリティを持つ株主に報告することは義務であり、報告しない訳にはいかない。もちろんまさかその内容が流出しているとも思わないし、逆に一見いろいろなことを教えてくれる良いファンドしか見えない。

しかし当然ながらしばらくすると同じようなビジネスを行う他の会社がたくさん出てくることになる。ベンチャー企業側は単に競争が激化したと思っているのだが、それは実は自社の株主情報流出させているために起こっているのである。またたとえ流出に気がついたとしても、株のマジョリティを握られているので、もうどうしようもない。しまいには、売上が上がらないなら犯罪スレスレ事業に手を出せと脅され、こき使われるのである

一方投資サイドからすれば、投資先の最も成功しそうなベンチャーに、何百もの会社機密情報を教えるだけで、そのベンチャーは当然タダで最先端ノウハウを大量に手に入れられることから急速に伸びることになる。そして上場させるか会社売却して、売り抜けて終わり、である。ただそこで終わらないのがまたすごい。

その上場したベンチャー自身も、そのノウハウ本来自分たちが持っている能力で生み出したものではないので、ファンドが離れてしまうと結局ジリ貧となり上場後非常に苦しむことになる。そして業績不振理由上場した企業から創業者を追い出し、実質的経営権を得て内部情報を手に入れながら裏で株を売り買いして儲けるのである。また上場企業内部に関係者を送り込むこともある。

業界で一目置かれているのは、表向きはファンドとしてきちっとリターンを出しているという点なのだが、それは表から見た場合であり、実際には犯罪スレスレどころか、パクリ行為犯罪行為のもので上げているリターンである。その下には本来日本を支えるベンチャー企業になる可能性のあった優秀な人たちが死屍累々としているわけだ。

この構造、どこかで見たことがないだろうか。

そう、まさに嘘でもなんでも良いから人の記事をパクりまくって自分のものにして、PVを上げて数字を作り出し、オッサンをだまして売却した、村田マリが行った手法のものである普通に考えれば、いくらパクりまくると言っても、記事だけでなく、SEOの深いノウハウクラウド人材を利用するノウハウなどが最初からなければ、たった1年で10億もの大金で売却できる企業を作れるはずがない。今回の騒動、要するにビジネスモデルのものパクリであり、さら村田マリフロントにしてインキュベートファンド一派が仕掛けた詐欺モドキに、DeNAがさっくりと騙されたというのが実態なのだ最初からすべてがマッチポンプなのである。※なお直接iemo投資はしていないという指摘があったが、妻の財産と夫の財産は共有に近いわけであるから実質的には同じだ。インキュベイトファンド出資先は上場しているという指摘もあったが、それは前身ファンドではなく作り直したファンドからだ。

www.katsushin.com

村田マリが表にでてこない理由がここにあるのだろう。もしその裏まで探られ始めたら、そもそもWELQ炎上ではすまない恨み、ツラミネット上に噴出することになりかねず、夫のインキュベートファンドは壊滅するかもしれない。その可能性を考えれば、まだ著作権法違反ですんでいる方が良いというわけだ。それに最初から問題があると知って売却したのであれば、当然本人もDeNAから損害賠償提訴を起こされ、村田マリ破産さら逮捕となるわけだ。

でてこられるわけがない。


偉大なる元増田

http://anond.hatelabo.jp/20161211184026(削除済)

Googleキャッシュ

http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:http://anond.hatelabo.jp/20161211184026

魚拓

http://archive.is/O6kzH

2016-12-11

大企業銀行などでVCがどんどん設立されているところに思うこと

大企業VC銀行VCは、リスクマネー供給という名の、頭でっかちサラリーマン悪趣味的に行っている投資活動を行っている集団

今、大企業銀行などでベンチャーキャピタルVC)が続々と設立されており、ベンチャースタートアップへのリスクマネー供給は加熱してきているように思われる。

ベンチャーキャピタルとは何か、はこちらを参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%94%E3%82%BF%E3%83%AB

しかし、結論から言うと大半のVC(CVC銀行VC)の実態は「リスクマネー供給という名の、頭でっかちサラリーマン悪趣味的に行っている投資活動である」ことを断言しよう。

その理由を詳細にわけて説明していこう。ちなみに筆者は、VCから資金調達を実際にしている一スタートアップ起業家であることを注記しておく。従って、客観的に論じているつもりであっても、これはあくま起業家から見た目線に過ぎないことにご留意いただきたい。



VCを作ることに命をかけていない、だから熱量も全体として薄い

まず大企業銀行は、なぜいまVC設立するのか。

1つは、自社でやれることに限界を感じていること。

一言で言うと、ほとんどの大企業新規事業は失敗する。あれだけ、ヒト、モノ、カネが揃っている大企業であっても、特にIT業界であるベンチャースタートアップスピード感に(大企業の仕組み上)勝てないかである

もちろん、DMM.comのような大企業であっても新規事業を片っ端からどんどん仕掛けて、成功、失敗を繰り返す会社もある。

しかし、そのように自社内のリソースを使ってPDCAを高速に回して成功、失敗を繰り返すことはほとんどの大企業の仕組み上(稟議等)難しい上、上場企業であればIRというガバナンス問題からも自社内で積極的に動いてリスクを取ることが難しいからだ。だから、自社内でそれができるDMM.comのような会社は、そもそもベンチャー投資など滅多にしない。ベンチャースタートアップ投資などしなくても、自社内で同じことができるからである

から大企業はそれをVCという形でベンチャー投資をすることにより、なるべくリスクを抑えた上でイノベーションを起こさせ、シナジーという名の”囲い込み”を行うのである

もう1つは、「ベンチャーキャピタル」というワード自体バズワードであること。

これは、例えば中期経営計画等を発表している会社資料を見るとよくあることであるが、会社として更に大きくしていくためには当然ながら何かしらに投資をする必要があるわけで、その中で最もわかりやすいのがベンチャー投資をすることによりシナジーを高めていく、というストーリ自体が今トレンドなのである。故に、中経を発表している企業には、よくアクセンチュアボスコンといったコンサル会社からベンチャーキャピタルモデルで展開しましょう!」とコンサルティングを受け、ベンチャー投資に右も左もわからない状態でとりあえずVCを作ったりするわけである

他にもいくつか理由はあるが、こういったところから大企業VC銀行VCがどんどんできていくわけである

こういう理由で作られたVCというのは、だいたい子会社としてVC運用会社設立、自社のお金運用して投資活動を行っていくわけであるが、そもそもVCとして本気でベンチャー投資をしていくつもりがないのは、上記のような理由を見ると明白であるだろう。自社でこれ以上事業投資して大きなリターンを狙うことができない状況だからこそ、ベンチャー投資というブラックボックスに外見上依存するしかないのである

故に、とりあえずVCとして活動しておけば、それで一旦OKで目的の大半は達成されるのである



サラリーマンであるからこそ、リスクを取らない

独立系VCというのは、ベンチャーキャピタルという業種で「起業」しているのである。例えば、IVPやインキュベイトファンド、East Ventures、ANRI、等といったVCは、全て「ベンチャーキャピタル業を行っていく」という目的の元、有志たちが事業として立ち上げて、人様からお金を預かって運用しているので、彼ら自身ベンチャーキャピタル業でスタートアップしている、一種起業家でもあるわけである

故にベンチャーキャピタル業として行っていく熱量は、大企業銀行VCにおけるそれとはかなり違うことが明白だろう。なぜ独立系VC熱量半端ないかというと、理由簡単で、VCとして結果を出せないと、会社の売上や自分たちの成果にダイレクトに響いてしまうからである。従って、彼らが掛ける熱量というのは、スタートアップ起業家のそれと同等もしくはそれ以上くらい、本気なのである

しかし、大企業系のVC銀行系のVCはどうだろう。サラリーマンであるが故に、目先の自分評価ばかりを気にしているので、大きなリスクなんて取れないし、ベンチャーキャピタル自体が最悪失敗しても、「残念でしたね」となって親会社本体に戻れるので、大きなリスクなんて尚更取る必要もないのである。だから、わざわざ大きなリスクを取ってまで投資する意義なんてそもそもないし、自分たちで目利きもできないので他社が出しているところに相乗りだけで出すVCほとんどなのである

はっきり言って、リードとしてリスクも張らず、相乗りしかさないようなVCは、リスクマネーじゃないのでさっさと滅びたほうがいい。起業家にとっては、話す時間ですら無駄になることも多いし、余計に疲弊してしまうのである



頭でっかちな人は、「未来バリエーション」の想像ができない

ベンチャーキャピタル業を始めます!と言った際、言ったものはいものの、誰が査定してバリエーションやその他諸条件と言ったタームシートを決めるのか、という問題が今度は発生する。普通なら、ベンチャーキャピタリストとして経験したことのある人材採用したいところであるが、ベンチャーキャピタリスト自体がそもそもまだ少ないので、引き抜きをしてまで採用するのは難しい。従って、ゴールドマン・サックスモルガン・スタンレーといった投資銀行M&Aやらを経験したことのある人材を引き抜いて来て、彼らをベンチャーキャピタリストとして即戦力になってもらうわけである

当然、知識的な面では彼らのスキルベンチャー投資のそれに十分資するものであろう。未上場株のバリエーション査定も、難なくこなすことができる。しかし、彼らのようなエリートくん達が査定する際に最も問題となるのが、「彼らは会社現在価値査定することはできても、未来に対しての価値査定できない」ことである理由は明白で、彼らはエクセル上ではじき出される数字のみを信用し、事業自体実態事業を行う起業家経営陣という人の部分では成長性を判断しないのである。それはある意味、前職の職業エクセル上の数字(結果、ファクト)のみで査定すること自体は正しいことでもあるが、ベンチャー投資エクセル上の世界とはまったく別物なわけであって、浪花節的に起業家を信じて投資しないと、ベンチャー投資なぞ絶対できるはずもない。エクセル上の数字のみで信用できる会社は、それはもうベンチャースタートアップでもない、ただの中小企業であるベンチャースタートアップはまだ華が開いていない状態からこそ、水をやって信じ続けて、華が開くのを待つの投資家の役目なのではないだろうか。



日本VCがこうある以上、日本からは新しいイノベーションは起きづらい

故に、優良はベンチャースタートアップ投資が至らないケースも多々あるし、投資したベンチャースタートアップがうまくいかないことも多い。

これが、私が「リスクマネー供給という名の、頭でっかちサラリーマン悪趣味的に行っている投資活動である」と断言する理由である。もちろん、全ての大企業CVC銀行VCがこれだとは限らないが、ほとんど大半のVCがこういう現状である

これでは、日本からは残念ながらアメリカのような新しいイノベーションはより起きづらくなるだろう。リスクマネーという名の、悪趣味投資であるのだから

生半可な気持ちVCなんて始めるくらいであれば、最初から無い方がましである。頭でっかりなサラリーマン悪趣味的に行う投資活動は、今すぐやめたほうがいい。

 
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