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銘柄に恋をするのは危険? グラドル杉原杏璃と語り合う、億トレーダーになるための投資戦略

銘柄に恋をするのは危険? グラドル杉原杏璃と語り合う、億トレーダーになるための投資戦略

2016年11月14日、マネックス証券が提供する米国No.1評価の分析・取引ツールの日本株版「トレードステーション」の公式ガイド出版発表会が開催されました。今回のイベントのゲストには、『トレードステーション入門編』の表紙を飾ったグラビアアイドルの杉原杏璃さんが登場。杉原さんは、「億トレーダーになるための投資戦略を考えよう」をテーマに、著名トレーダー3名とトークセッションを行いました。

(提供:マネックス証券株式会社)

シリーズ
「トレードステーション」公式ガイド発売記念イベント
2016年11月14日のログ
スピーカー
杉原杏璃 氏
けむ。 氏
カグラ 氏
テスタ 氏
(登場順)

グラビアアイドル・杉原杏璃が語る、株式投資の魅力

司会者 それではみなさん、今回、公式ガイド『トレードステーション入門』で表紙を華やかに飾ってくださった杉原杏璃さんにご登場いただきましょう。杉原さん、よろしくお願いいたします。 (会場拍手) 杉原杏璃氏(以下、杉原) よろしくお願いします。杉原杏璃です。 sugihara 司会者 現在、グラビアタレントとしてもアイドルとしてもご活躍されている杉原さんですが、その一方で株式投資をもう11年もされてると伺いました。 杉原 そうですね。気づいたら11年になりますね。 司会者 何がきっかけで始められたんですか? 杉原 やっぱりどんな仕事でもそうですけど、とくに私の仕事は最初の頃はお給料も少ないですし、バイトをしてしまうとオーディションに行けなくなってしまうということがあって、自由な時間というか、家の中にいながらお金を貯めていく方法はないかなと思っていました。 ちょうど11年くらい前に、ネット証券が流行っていて、「これだったらパソコン1つで登録してお家でできるな」と思って始めたのが株取引だったんです。 司会者 今回素敵な表紙をご披露くださいましたけれど、衣装もセクシーで、女性の私が見てもドキドキしちゃいました。 杉原 そうですね。私も「投資の雑誌でこんなに胸元を開けても良いのかな?」と、戸惑いながら撮影したんですけれども(笑)。 司会者 もしかしたら違う本じゃないかと思って手に取られた方も多いと思いますけれども。それをきっかけにトレードを始められる方もいらっしゃるかもしれませんね。 杉原 そうですね、ちょっとありがたいです。本当に時間がある時にできるのが株式投資だったりするので。 司会者 今日はアドバイスをたくさんいただきたいと思います。よろしくお願いします。 杉原 よろしくお願いします。

カリスマトレーダー3名のプロフィール

司会者 それでは準備が整ったところで、カリスマトレーダーのみなさんにいろいろお話を伺っていきたいと思います。 まずは、けむ。さんです。2004年に予備知識をまったく持たずに株式取引をスタートしました。板読みトレードという、チャートを見ずに板の動きだけを売買する超短期売買を目安に資産を伸ばされているということです。今も板読みトレードが中心なんですか? けむ。氏(以下、けむ。) 基本的にはそうなんですけど、年々集中力が落ちてきているのと、昔から1つの手法にこだわりたくないので、それをベースにいろいろ変えていて、今はチャートを見ながら、大事なところだけ板読みというかたちにシフトしています。 司会者 ありがとうございます。そのお隣が、カグラさんです。カグラさんは、大学在学中に株式投資をスタートし、2015年に資産1億円を突破しました。 現在はトレーダー仲間とスカイプで情報交換を行って、日々のトレードに励んでいるということです。 カグラ 始めたのは在学中なんですけど、その頃は手始めに少しずつやっていたので、動く額も小さくて、実際に(本格的に)始めたのはもう少し後ですね。 僕より知識がある方もかなり多くて、そういう方にいろいろ教えてもらいながら、できることを共有しながら頑張っている状況です。 司会者 ありがとうございます。そしてそのお隣、テスタさんです。よろしくお願いします。 テスタ氏(以下、テスタ) よろしくお願いします。 testa 司会者 2005年からデイトレーダーとして活躍されています。ブログで「めざせ10億円」と銘打っていましたが、これをおよそ10年間で達成されました。 全国各地の養護施設に寄付を行っていることでも知られています。テスタさん、最近の相場はどうですか? テスタ 最近はまあまあいいですけど……。まず、こんなちゃんとした感じだと思ってなかったので、こんな格好で来ちゃったけど、みんな真面目やからびっくりしてます。 司会者 真面目ですよ! 杉原さん、お三方をご覧になっていかがですか? 杉原 みなさん独学でスタートされているということなので、本当に知識がなくても始められるんだなと。勇気というかタイミングですね。私も若い時から始めてよかったなと思います。 01 テスタ (株を始めて)10年って聞いて、ちょうど僕らと一緒ぐらいなんですね。 司会者 トレーダー仲間としては、同世代って感じですね。みなさん環境も似たような感じでやってきたのかなと思うので、いろいろ伺っていきたいと思います。

株式投資は、勝つべき人が勝つ分野

司会者 まずは、「株取引を始めたきっかけは?」ということで、杏璃さんには簡単にご説明いただきましたが、けむ。さんは何をきっかけに始められたんですか? けむ。 僕はもともとパチプロをやってた時代があったんですけど、規制が入ったりして、ある年ぐらいから今より勝ちにくくなるというのがわかっていたので、勝てなくなってから次に何をするか探すよりも、今のうちに次にやることを探したいというのが1つ。 あとは本をパラパラと読んだ時に、株取引はちゃんと理論を持って勝ってる人がいる分野だとわかったんですね。 それってすごく大事で、例えば宝くじは運任せで、必ず勝ち続けるかわからないですよね? (株取引は)ちゃんと勝つべき人が勝っているとわかったのが非常に大きくて、自分に適性があるのか試してみる価値があるんじゃないかと思って始めました。 司会者 先ほど、予備知識をまったく持たずに始められたという紹介をしたんですけど、いろんなことを調べて、ここだったら可能性があるなという実感を持って始められたんですね。 けむ。 完全にゼロで始めて、とにかく先入観を持ちたくなかったんですね。とりあえず1週間、2週間やってみたあとに本屋でパラパラと立ち読みをして、勝った人の書いた文章の考えがしっかりしていて、「この人は勝つべくして勝ったんだろうな」というのがわかったので、「こういう人がいる分野だったら安心だな」と再確認したという感じです。 司会者 なるほど。良い師匠がいることも大事ですし、良い本に出会うことも大事ですね。また、拒否反応がないという点で、やっぱりハードルがなくスタートできるかもしれないですね。パチプロだったのはテスタさんも同じですね。そこから株式投資へと移ったんですね。 テスタ そうそう、3人ともやってました。 司会者 カグラさんもパチプロですか? パチプロと株式投資は似てるところがあるんですか? けむ。 目先の勝った負けたじゃなくて、勝つべきことをひたすら繰り返してやるという感じです。(パチプロの人は)そこのベースがしっかりできている人が多いから。 カグラ やるべきことをやって、もしそれが間違っていたら、間違っていたことを修正するということを日々繰り返す。相場はやっぱり変わってしまうので、パチプロはどちらかというと期待値の部分は変わるかもしれないですけど。その変わり目のところで、いかに損をしないで自分を変えられるかというのが重要だと思います。

相場の変わり目の判断基準

司会者 テスタさん、相場の変わり目を感じるのは難しくないですか? 何かアドバイスはありませんか? テスタ やっぱり、何か大きな出来事が起こったら変わることが多くて、それが起きた時はまだ名前がつかなくて、リーマンショックも何日か経ってから名前がついたりしますよね。 最初の大きな変動の時にはまだ名前がついてないから、みんな警戒しなかったりするけど、その時に警戒して、「もしかしたらこれは大事になるんじゃないか?」と気づいて、一番先に行動するのが重要かな。 司会者 杉原さん、先日もアメリカ大統領選挙があったじゃないですか。あれで相場は大きく上下した感じでしたけど。 杉原 私は本当に選挙の3日ぐらい前からビビってしまって、手仕舞いをしてしまったんですけど。 蓋を開けてみれば、そんなに慌てることはなかったなと思ったり、やっぱり「もうちょっとねばっておけばよかったな」ということも多々あって、その判断がやはり難しいです。 02 けむ。 リスク回避ということで、それは正しい選択だと思います。僕らの場合は、ああいう大きなものがあると、今回は取れなかったとしても次に取るためにしっかりと目に焼き付けておくという感じでやるんです。僕たちは専業なのでそれなりに稼がなきゃいけないわけですけど、兼業の人や趣味でやっている人は、資産を大きく減らさないということが一番大事なんですよ。 大きく減らさなければ経験は絶対残るので、一か八かで破格のトレードをするよりかはいいと思います。 テスタ 僕らのように、リアルタイムでずっと見ていられる人と見られない人とではやっぱり戦略を変えるべきだし、前々から「この日は危ないかな」と思ったら手仕舞うのはすごくいいことだと思います。 司会者 反省して、また次のチャンスに生かしていくのも大事なんですね。

銘柄に恋をしてはいけない?

司会者 続いては、「今注目している銘柄やテーマは?」ということです。 杉原さんは、本の巻頭インタビューで、「ゲーム関連が好き」とおっしゃっているのを読んだんですけど。 杉原 私は専門としてやっているわけではなく、知識もみなさんと比べたらぺーぺーなので、まずは自分が好きで興味をもって調べられるゲーム関連(の銘柄)を中心に買っています。 司会者 やっぱり女性のほうが身近なところで銘柄を選べるということがあるんですかね? けむ。 先ほども控え室で話していたんですけど、僕たちよりも流行りにすごく敏感ですし、周りの人たちとの関わりも広いですから、その分気づくのも早いと思います。 「好きだから」というのもすごく大事で、「これが上がるかも」と思ってもぜんぜん興味がない分野だったら調べてもつまらないですし、自分の好きな業界であれば単なる好奇心でやっていても「あれ? もしかして……」と気づくこともあるので、興味がある分野でやるのはすごくいいと思います。 杉原 「銘柄に惚れちゃいけない」と言われてますが、本当に1つのゲームが好きになるとそこの銘柄がずっとピークアウトしているのに「まだいける!」と応援しがちなのが難しくて……。 司会者 確かに、1回上手にトレードできると、ずっと追いかけたくなったりしませんか? テスタ 自分はゲームがすごく楽しいと思っているけど、みんなが楽しいと思わないと上がらないから、自分がどう思うかということと、周りの人がどう評価しているかという、常に2つの目で考えながらやるのがいいと思います。 司会者 「株は人気投票」なんてよく言われますよね。 カグラ そうですね、僕が流行ると思っていたゲームがあって、「すごい、すごい!」と思っていたのに、なかなか買ってくれる方がいらっしゃらなくて、「あれ? 下がっていくぞ」ということがありました。株は難しいですね。

トランプ米大統領誕生で、株式相場はどうなる?

司会者 けむ。さんは、今注目している銘柄やテーマはありますか? けむ。 今は大統領選が終わったばかりなので、個別株うんぬんよりも、どちらかというと、為替とか先物とか、全体的な上昇相場になるのか、結局頭打ちでしけてしまうのかというほうが非常に気になっています。 あえて銘柄を挙げるとすれば、大統領選とはまったく関係ないですけど、個人的に興味のある分野でカジノ関連が好きなので、動き出してくれたらおもしろいなと思っています。 杉原 私も勝手にカジノ法案が通るんじゃないかなと予想しているので、スロット系の会社だったり、そういうところに目をつけていきたいなと思っています。 03 司会者 カグラさんはどうですか? カグラ 僕は2020年に向けて、オリンピック相場というのが本格的になると思っています。 今はわりと大型株が買われる状態になっているので、「どこかで建設がくるかな?」と思っていたり、今はどちらかというと為替とか先物のほうを見ていて、トランプさんの期待という意味で今は指数を買うんだけれども、ゆくゆくは建設などに注目しています。 司会者 来年になって大統領に就任されて政策ができてきた場合、個別のところも狙っていけるような相場になってくるんですか? カグラ そうですね。トランプさんの今後の展開次第でいろんな銘柄は移り変わってくる。今はロシア株が上がってますけど。 司会者 移り変わりをしっかり見ながら、主力であるとか、個別中心であるとか、肌で感じていかなければいけないわけですね。 カグラ 毎日見る身としては、そこを日々勉強する感じですね。

トレーダーが注視する銘柄の動き

司会者 テスタさんはどうですか? テスタ 僕の場合は動き出してからやるから、建設が盛り上がったら盛り上がり出したときに気づいてやるタイプです。毎日見ていて比較的早く気づくので、それからでも間に合っちゃいます。 司会者 でも銘柄は何千もあるじゃないですか。トレーダーのみなさんは、「ここ動き出した」みたいなものは、得意なものをリストにしておいて、じっと見ておくような感じなんですか? テスタ 例えばTwitterとか、トレードステーションのランキングとかを見て、昨日までなかったのに急に上のほうにあがってきているとか。たぶん、みんなそういうことをチェックしていてそこで気づいたり、もちろん自分でもランキングをチェックしますし、そういうことをサボらず日々やるのが大事かもしれません。 けむ。 僕も予習復習をまったくやらないので、そのとき集中してやるというのと、例えばカジノでも5年後は上がってる可能性がかなり高いとしても、今日動かないとその銘柄は僕たちにとっては触る意味がほとんどないので。 そういう意味では、動き出してからなるべく早く気づいて、その日のうちに手仕舞いするというのが非常に効率がいいと思います。むしろそれくらいのときのほうが出来高が十分あるので、僕たちにとってはやりやすいですね。 司会者 確かに、出来高というのがバロメーターの1つになりますよね。 カグラ そうですね。Twitterなんかで日々出ているのは、30銘柄くらいに限られてしまうので、その中で勝負するということは多いですね。 司会者 30銘柄くらいはなんとなく表示してあって、それで動きを見ている感じなんですか? カグラ 日々入れ替えますけど、やっぱり前日に盛り上がった銘柄は次の日も盛り上がる。盛り下がってきたら次のと入れ替えるというかたちで、100銘柄以上は常時登録しているんですけど、30銘柄くらいで済むかなとは思います。 司会者 こまめに入れ替えもしながらやっていらっしゃるんですね。トレーダーは派手なところばかりにスポットが当たりますけど、非常に細やかなところで努力をコツコツとされていると。 カグラ 地味な作業をしながら、大きな時化をなくすのがトレーダーの作業だと思ってます。

  

※続きは近日公開

トレードステーションとは

米国TradeStation Groupが開発した高機能トレーディングツール。アメリカでもっとも権威のある金融メディアの一つである「バロンズ」紙から、アクティブトレーダー部門最高位を6年連続で獲得するなど高く評価されています。
2016年にマネックス証券が日本株版を提供し、話題となっています。

トレードステーション特設サイトはこちら

本コンテンツはマネックス証券としての見解を提供するものではなく、あくまでも対談者個人の考えを表明したものです。

マネックス証券株式会社
金融商品取引業者  関東財務局長(金商)第165号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会
一般社団法人 日本投資顧問業協会

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