古谷祐伸
2016年12月12日19時17分
インドネシア警察は11日、自爆テロを実行するための爆弾を所持していたとして、男女4人を10日にジャカルタ郊外などで逮捕したと発表した。過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員としてシリアで活動するインドネシア人の男の指示とされ、ジャカルタの大統領府で11日に一般公開予定だった衛兵交代式を狙った疑いが強いという。
逮捕されたのは男3人と20代の女1人。ジャカルタ郊外ブカシで女が滞在していた部屋から、圧力鍋を使った爆弾が見つかった。警察は容疑者らに関する情報をもとに事前に監視を開始し、女が郵便局から家族へ出した手紙を押収。手紙には、自爆テロを指してしばしば用いられるアラビア語が書かれていたため、女が実行犯になる予定だったとみている。(古谷祐伸)
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朝日新聞国際報道部