ハウスダストアレルギーにならないためには、ペットに付いているダニを駆除する事が重要です。そこで、ペットに付いているダニを駆除する方法を紹介しましょう。
ハウスダストアレルギーについて、詳しく知りたい方は、下のリンクをクリックしてみて下さい。ハウスダストについて詳しく紹介されているので、ハウスダストの正体を知る事が出来ます。
ペットにダニが付いているか確認する方法
ダニや、ダニの死骸や排泄物が多くある環境に住んでいるとハウスダストアレルギーを発症してしまいます。そのため、飼っているペットにダニが付いていれば、ハウスダストアレルギーを発症する危険性があります。
そこで、あなたが飼っているペットにダニが付いているか確認する必要があります。多くの方はペットの毛を、何本もかきわけてダニを探すのは難しいと考えるでしょう。実はペットにダニが付く場合は、耳の穴に付いている事が多いのです。私が飼っているペルシャ猫「大和」はよく耳をかいていました。なぜ、そんなにかくのだろうかと動物病院へ連れていったら、耳の穴にダニが付いている事が分かったのです。そのためダニが付いているかどうか確認する際は耳の穴を見て下さい。もしも、耳の穴に黒の点がいくつも付いている場合は動物病院で見てもらったほうが良いでしょう。
ダニが付く前に駆除する方法
あなたの健康だけでなくペットの健康のためにも、ペットへ多くのダニが付く前に、ダニを駆除する事が重要です。そこで、ダニを早めに駆除する方法を紹介しましょう。
ノミ取りクシを利用
(上のはイメージ画像です)
本来はノミを取るクシですが、ダニもペットから取る事が出来ます。取る際は、ノミ取りクシで、次々にダニをひっかけて取っていきましょう。ただし、ダニが大きい場合は、ペットの皮膚にまでダニの口が食い込んでいる場合があります。そのため、大きなダニの場合は無理をせず、動物病院でダニを取ってもらったほうが良いでしょう。
シャワーでダニを洗い流す方法
ダニは、高温に弱い生き物なので、ぬるま湯のシャワーでペットに付いたダニを洗い流す方法が有効です。この方法も大きなダニの場合は取れないので、ダニがまだ小さい時に有効な方法になります。洗い流す時に利用するシャンプーは色々な物があって、お店ではダニ&ノミ取りシャンプーが販売されています。しかし、絶対に安全という保証が出来ません。(メーカーは安全と表示していますが、人間に比べて動物の安全については責任が問われない場合があるので注意して下さい)そのため、何も付けずにぬるま湯で洗えば問題はないでしょう。
ちなみに、上の画像は私の飼い猫「大和」をシャワーで洗った後に乾かしている最中の画像です。
長毛種はバリカンを使用
(上のはイメージ画像です)
毛が短い柴犬やソマリ(猫)であれば、ダニは見つけやすいのですが、長毛種であるペルシャ猫のような場合はダニを見つけるのは困難になります。そのような場合は、ダニが付いている可能性が高いと感じたら、バリカンで毛を短くするのが有効です。
ペットが可哀想と感じるかもしれませんが、ダニが付いているほうが健康被害を招くので、そちらのほうがよほど可哀想と言えます。毛を短くしてダニが付いていれば、それからダニを取るようにして下さい。そしてダニを取る時は決して手でつぶさないようにしましょう。ダニをつぶしたら、そのつぶれたダニの体から卵があたり一面に撒き散らす事になってしまうからです。
首輪でダニ予防
(上のはイメージ画像です)
ペットにダニが付かないための予防策として、ダニ取り首輪という物があります。これには予防期間があって、付けてから90日間の物が多いです。商品によってはダニやノミだけでなく蚊まで予防する事が出来るので、飼い主の健康だけでなく、ペットの健康維持に役立つ商品になります。特に、マダニはペットの皮膚を簡単に切開する事が出来る恐ろしい生物です。もしもマダニによってペットの皮膚が切開されたら、多くの血液を吸い取られて、マダニの体重は200倍に増えると言われています。その結果、ペットは貧血になったり、皮膚炎になったりします。そのような事を防ぐためにも、大切なペットにダニ取り首輪をつけて、ダニが付かないようにして、飼い主とペット両方が健康で長生き出来るようにしたほうが良いでしょう。
ペットについたダニを駆除する方法のまとめ
ハウスダスト対策のために、ペットに付いたダニを駆除する方法を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?ペットに付いたダニを駆除出来れば、飼い主であるあなたがハウスダストアレルギーが発症する可能性が低くなるだけではなくて、ペットの健康を維持する事まで出来ます。
私のペット「大和」は、気付くのが遅くて一時的に辛い思いをさせてしまいましたが、あなたのペットにはそのような思いをさせないように気を付けましょう。