【ストックホルム共同】ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)は12日、約1週間にわたったノーベル賞の公式日程をほぼ終えて代表取材に応じ、授与されたメダルについて「物理的にではなく、大変重いメダルだと思っています」と感想を述べた。
また「(授賞理由となった)オートファジーの関連分野で次のノーベル賞が出てくれたらうれしいなと思っている」と期待感を示した。
11日夜には、スウェーデンのカール16世グスタフ国王が主催する王宮での晩さん会に出席。着物姿の妻の萬里子さんと腕を組むようにして会場に入った。