明治安田生命 営業担当職員の初任給9年ぶり引き上げ
生命保険大手の「明治安田生命」は、人手不足が進む中、優秀な人材を確保するため、保険を販売する営業担当の職員の初任給を9年ぶりに最大で3万円程度、引き上げる方針を明らかにしました。
「明治安田生命」は、保険の販売を担当する営業担当の職員を毎年、5000人程度採用していますが、人手不足が深刻になる中、優秀な人材をいかに確保するかが課題となっています。
このため、来年8月から、営業担当職員の初任給を9年ぶりに引き上げる方針を固めました。
引き上げの幅は地域によって異なりますが、5000円から3万円程度とする方向で労働組合と交渉しています。
また、すでに在籍している営業担当職員についても、成果に応じて支給する「比例給」を引き上げて、年収ベースで10%程度の賃上げを図る方針です。
生命保険各社の経営環境は、日銀のマイナス金利政策による金利の低下などで厳しさを増していますが、販売力に直結する営業部門で人材を確保するため、職員の処遇を改善する動きはさらに広がりそうです。
このため、来年8月から、営業担当職員の初任給を9年ぶりに引き上げる方針を固めました。
引き上げの幅は地域によって異なりますが、5000円から3万円程度とする方向で労働組合と交渉しています。
また、すでに在籍している営業担当職員についても、成果に応じて支給する「比例給」を引き上げて、年収ベースで10%程度の賃上げを図る方針です。
生命保険各社の経営環境は、日銀のマイナス金利政策による金利の低下などで厳しさを増していますが、販売力に直結する営業部門で人材を確保するため、職員の処遇を改善する動きはさらに広がりそうです。