【ソウル共同】韓国の与野党3党は12日、朴槿恵大統領の弾劾訴追案可決による職務停止を受け、国政安定のために与野党と政府の協議体を設置することで合意した。
しかし野党は対日外交政策を含む朴政権の主要政策の凍結と見直しを主張し、朴氏に近い与党セヌリ党主流派を相手にしないとけん制。セヌリ党内の内紛激化も加わり協議は難航が予想される。
協議体設置は9日の朴氏への弾劾訴追案可決直後に最大野党「共に民主党」の秋美愛代表が提唱した。だが同党幹部は韓国メディアに、セヌリ党の李貞鉉代表とは話をしないと強調している。