2016年12月12日、韓国・YTNによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が9日に開かれた閣僚との懇談会で、弾劾案の可決に関し「血涙が出るという言葉の意味が分かった」と述べたことが明らかになった。
閣僚懇談会に出席した参加者らは、朴大統領が自身の心情についてこのように説明。また、参加者らは「朴大統領は友人・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入疑惑に関し、周囲の管理に間違いはあったが、私益を追求したことはなかったとの立場」とし、「本人の悔しい心境と弾劾審判に積極的に対応していくとの意志を示したのではないか」と主張した。
これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。
「朴大統領に血涙の意味が分かるはずない。きっと一生分からないよ」
「それでも反省をしないのが朴大統領」
「血涙が出るという言葉が『復讐(ふくしゅう)してやる』という意味に聞こえるのはなぜだろう」
「国民がこれまでに流した血涙のことは考えもせずに…」
「血涙の意味を考える必要はない。今は大統領府でドラマでも見ながら過ごし、弾劾が確定したら静かに刑務所に入ればいいだけ」
「つらいのはこれから。血涙の意味は刑務所の中で考えて」
「血涙は…いまだにセウォル号に閉じ込められている学生の遺族らが流しているのでは?」
「国民が流した涙を集めたら、大統領府で洪水が起きる」(翻訳・編集/堂本)