輸入米の入札「調整金」禁止で再開へ
国の管理のもとで輸入するコメの入札をめぐり、業者の間で「調整金」と呼ばれるお金のやり取りが明らかになった問題で、農林水産省は「調整金」のやり取りを禁止したうえで、今月16日から入札を再開すると発表しました。
この問題は、国が管理する輸入米の入札で、輸入業者と、そのコメを買い付ける卸売業者の間で「調整金」と呼ばれるお金のやり取りが明らかになったもので、このお金を使う形で国が契約した価格よりも安く輸入米が流通している可能性があると国会などで指摘されていました。
農林水産省は、入札を毎年9月から月に1回程度行っていましたが、この問題が明らかになったことから、今年度は9月7日以降、入札を見合わせていました。
農林水産省は、調査の結果、調整金による国産のコメの価格への影響は確認されなかったとしましたが、関係者に不信感を与えないよう、調整金のやり取りを禁止したうえで、3か月ぶりに今月16日に入札を再開すると発表しました。
農林水産省は、調整金の禁止を国と業者の間で取り交わす契約書などにも盛り込み、違反した業者には入札の資格を取り消すなどの処分を行うとしていますが、調整金のやり取りをやめているかどうかはあくまで業者からの報告に基づくため、確認が難しいという声もあり、実効性をどう確保するかが課題となります。
農林水産省は、入札を毎年9月から月に1回程度行っていましたが、この問題が明らかになったことから、今年度は9月7日以降、入札を見合わせていました。
農林水産省は、調査の結果、調整金による国産のコメの価格への影響は確認されなかったとしましたが、関係者に不信感を与えないよう、調整金のやり取りを禁止したうえで、3か月ぶりに今月16日に入札を再開すると発表しました。
農林水産省は、調整金の禁止を国と業者の間で取り交わす契約書などにも盛り込み、違反した業者には入札の資格を取り消すなどの処分を行うとしていますが、調整金のやり取りをやめているかどうかはあくまで業者からの報告に基づくため、確認が難しいという声もあり、実効性をどう確保するかが課題となります。