石像損壊疑いで韓国籍の35歳男逮捕 連続器物損壊に関係か
泉崎村の神社で石像などを壊すなどしたとして、白河署は10日午後9時25分、建造物侵入と器物損壊の疑いで韓国籍、住所不定、無職、容疑者男(35)を逮捕した。県内の墓地や寺院で器物損壊事件が相次いでいる中、同署管内でも神社の地蔵像が壊されるなどの被害があることから、同署は関連を調べている。
逮捕容疑は9日夜、泉崎村の烏峠稲荷神社で、キツネの石像2体を壊した疑い。また同神社の拝殿や本殿に侵入、キツネの木像やさい銭箱を壊した疑い。同署員が白河市で容疑者を職務質問したところ、容疑を認めたため逮捕した。
同署管内では10日、同市の金刀比羅神社のご神体の木像が壊されたほか、同村の慈眼寺でも境内の石灯籠と石仏計8体が壊される被害の届け出があった。9日には同市の褜姫(えなひめ)神社やその周辺でも被害が報告されている。同署によると、いずれの石仏も頭を鉄パイプのようなものでたたき割られているという。
県内では、須賀川、郡山、福島の3市でも器物損壊事件が相次いでいる。