先日、犬にせがまれ散歩に出かけました。
ちょっと寒いけれどいい天気、気分よく歩いていたその先に見つけたものは.....
「十月桜」
犬の目線で歩く足もとの落ち葉を見ては、綺麗だな~と思って歩いていたところ‥
最初は気づかなかったのですが‥
その足もとに桜の花びらを発見! もしやと思って上を見ると、見事に桜の花が咲いているではありませんか.....感激。
いつもは早朝にウォーキングに出かけるのですが、この日は都合で陽が昇ってからの散歩、折角なのでいつもとは違うコースにしてみました。
ぽつん、ぽつんと咲いて、ちょっと小ぶりの花です。
ほのかにピンク色‥
春に咲くソメイヨシノなどのような華やかさはありませんが、厳しい環境のこの季節に「自分の花」を咲かせている姿に元気をもらい、出会えたことが嬉しく思われました。
ムーンも花びらを見つけ?右に左に飛び跳ねて大喜びです。(失礼しました。犬のムーンは花びらを見つけなくても散歩の時はハイテンションです。)
こうして予期せぬ出会いとは、偶然に訪れるものなのですね.....
春を予期させる花もあれば、いよいよ別れを告げようとしているものもあります。
今日は、とあるふれあい広場でおもしろい形をした樹を見つけました。
何と、形がハート!朝陽を浴びて輝いていました。
ハート形のイチョウの木が色づき、黄金色の葉が青空に映えています。
このイチョウの樹齢は不明とのこと。
幹の中央部から左右に大きく分かれた枝ぶりに合わせ、葉の形もハート形に剪定されています。
ハートの形は何故か見る者の心を幸せな気持ちにさせます。
桜が咲くそばは河川敷、川が海に向かって静かに流れています。その緩やかな流れは現代の激しく速い流れとは、相容れないようにも感じられます。
そして毎年ほとんど狂わずに時を刻んでいる植物たち、これも世の中の速い流れとは無縁のようです。
凄い速さで過ぎ去っていく時の流れをしばし忘れて、ちょっとお茶目に み~つけた!
「み~つけた!」のは素直な自分の心だったかも知れません。