トルコのテロ事件 クルド人過激派組織が犯行声明
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トルコの最大都市イスタンブールのサッカースタジアム付近で市民や警察官38人が死亡したテロ事件で、少数派クルド人の過激派組織が犯行を認める声明を出し、トルコ政府は、取締りを徹底的に行う姿勢を強調しました。
イスタンブールの中心部にあるサッカースタジアム付近で、10日夜、2度にわたって大きな爆発が起き38人が死亡、155人がけがをしました。トルコの警察は11日、爆発の瞬間をとらえた監視カメラの映像を公表しました。
最初の爆発は、爆発物を積んだ車によるもので、映像では道路上で突如爆発が起きて、火の粉のようなものが降り注ぐ様子が確認でき、爆発のすさまじさがうかがえます。さらに2度目の爆発では、不審な人物が捜査員に取り囲まれた際に自爆する様子が写っています。
この事件について、クルド人武装組織PKKの分派の過激派組織「クルド解放のタカ」が11日、声明を出しトルコの当局による抑圧への報復だとして犯行を認めました。この組織はことし首都アンカラやイスタンブールで相次いでテロ事件を起こしています。
一方、トルコのエルドアン大統領は、11日、爆発の現場を訪れ「テロに対し最後まで戦い続けることを国民は確信している」と述べテロ組織の取締りを徹底的に行うと強調しました。
トルコ政府は南部でクルド人の武装組織の掃討作戦を続けており、今回のテロ事件を受けて、軍事作戦に一段と力を入れていくとみられます。
最初の爆発は、爆発物を積んだ車によるもので、映像では道路上で突如爆発が起きて、火の粉のようなものが降り注ぐ様子が確認でき、爆発のすさまじさがうかがえます。さらに2度目の爆発では、不審な人物が捜査員に取り囲まれた際に自爆する様子が写っています。
この事件について、クルド人武装組織PKKの分派の過激派組織「クルド解放のタカ」が11日、声明を出しトルコの当局による抑圧への報復だとして犯行を認めました。この組織はことし首都アンカラやイスタンブールで相次いでテロ事件を起こしています。
一方、トルコのエルドアン大統領は、11日、爆発の現場を訪れ「テロに対し最後まで戦い続けることを国民は確信している」と述べテロ組織の取締りを徹底的に行うと強調しました。
トルコ政府は南部でクルド人の武装組織の掃討作戦を続けており、今回のテロ事件を受けて、軍事作戦に一段と力を入れていくとみられます。