筆者はこれを待っていた!SIMフリースマホ「HUAWEI P9」の新色レッドをゲット

華為技術日本(以下、ファーウェイ・ジャパン)から11月25日に発売されたHuawei Technologies(以下、ファーウェイ)製のハイエンドスマートフォン(スマホ)「HUAWEI P9」(以下、P9)の限定追加カラー「レッド」と「ブルー」。合わせてこれらの色も含めてメーカー希望小売価格(税込)も59,800円から9,000円値下げした50,800円に値下げされました。

P9はファーウェイ傘下のHiSillicon製チップセット「Kirin 955」でオクタコアCPUと最大900MHzのGPU「RM Mali-T880 MP4」を内蔵し、3GB内蔵メモリー(RAM)や指紋認証センサー、そして最大の特長とななるダブルレンズカメラ「DUAL CAMERA」搭載と、ファーウェイのハイエンド帯に位置付けられているフラッグシップスマホとなっています。

製品としては日本でも今年6月に発売し、これまでにも何度かレビューなどで紹介していますが、新色としてレッドとブルーが今年の9月に海外で発表され、その後、約3か月経った11月25日についに日本でも各1000台ずつの限定追加カラーとして発売されました。

赤い製品を愛してやまない筆者も当然のようにこのP9のレッドを発売日に入手しました。そこで今回は紹介が少し遅くなりましたが、開封して"その赤っぷり"に浸りつつ、P9の魅力について現在日本の4都市で開催されているイベント「モバイルプリンスのファーウェイ王国ファンミーティング」で語られた内容とともに紹介したいと思います。

【帯がついてちょっぴり豪華な個装箱と同梱品】

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HUAWEI P9レッドの個装箱

以前にもベースカラーのひとつである「ミスティックシルバー」について開封レポートを紹介していますが、違いとしてはレッドの個装箱には「Huawei Vision Edition」と赤い帯がかけられていました。帯以外の部分では他のP9の個装箱との違いはありません。

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個装箱を開くとP9本体とご対面

帯を外し、個装箱を開くとP9本体が登場。ベゼル部は他のカラーバリエーションと同様に黒いため、この時点では赤い色を楽しめません。

ちなみに本体の収められている中敷きの下にはUSB Type-Cケーブル、microUSB・USB Type-C変換アダプター、USB ACアダプター(充電器)、ステレオイヤホン、液晶保護フィルム、クリア素材のP9用ケース、マニュアル類が同梱されています。

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中敷きを外したところ(写真=左)と本体以外の同梱物を全て出したところ(写真=右)


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同梱のケースは内側がエンボス加工になっており好みの分かれるところ


【P9の製品内容をおさらい】

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ここで、HUAWEI P9のスペックを改めて確認してみましょう。画面は約5.2インチフルHD(1080x1920ドット)IPS液晶ディスプレイを搭載し、外形は縦幅約145mm×横幅約70.9mm×厚さ約6.95mm、重量は約144g。

上述通り、CPUはKirin 955で最大2.5GHzのARM Cortex A72コア×4+最大1.8GHzのARM Cortex A53コア×4、3GB RAM、32GB内蔵ストレージ、3000mAh(取外不可)バッテリーを搭載しています。

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通信面ではまず、携帯電話ネットワークでは対応周波数帯はFDD-LTE方式(B1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/26/28)およびTDD-LTE(B38/39/40)とW-CDMA方式(B1/2/4/5/6/8/19)、GSM方式(850/900/1800/1900MHz)。

LTE UE Category 6によるキャリアアグリゲーション(CA)に対応し、下り最大262.5Mbpsで利用可能で、CAの組み合わせがB1+B19/B3+B19/B1+B3/B1+B8/B3+B8です。バーチャル トリプルアンテナによる自動切替機能によって持つ手による電波遮蔽低減してより快適な通信を実現しています。

SIMカードはnanoSIMカード(4FF)サイズを採用。その他に、Bluetooth v4.2(BLE)やIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠(2.4および5.xGHz)の無線LAN(Wi-Fi)を備えています。Wi-Fiも単なる電波の強さではなく、通信の体験品質(QoE)によって優先度をランキングし、それに従って接続するようになっています。

その他、microSDXCカードスロット(最大128GBまで)やGPS、加速度センサー、電子コンパス、ジャイロセンサー、環境光センサー、近接センサー、 磁気センサー、指紋センサーなども搭載。

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そして、最大の特長となるリアカメラは約1200万画素のライカ監修のダブルレンズカメラを搭載し、片方はカラーセンサー、もう片方はモノクロセンサーとなっています。また、フロントカメラも約800万画素を搭載。

既存カラーモデルの発売から少し経ちますが、スペックとしては今でもハイエンドを名乗るに相応しい高い基本性能を有しています。

【限定レッドは落ち着きのある大人びた赤い外観】

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HUAWEI P9(レッド)の表面(写真=左)および背面(写真=右)

それでは、いよいよP9本体の赤い外観をチェックしましょう。上述通り、表側は追加色のレッドとブルーともにベゼルが黒く、他のモデルと差はありません。そして、違うのは背面で、レッドについては落ち着きのある暗めの赤が高貴さを感じる鈍い輝きを放っています。

以前、Googleのリファレンスモデルだった「Nexus 5」のブライトレッドが発売されたときにも追加カラーモデル購入レビューを執筆していますが、今回は太陽のごとく明るく眩しい赤だったブライトレッドとは真逆の暗めの落ち着きのある赤といった印象です。

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HUAWEI P9の左側面(写真=左)と右側面(写真=右)

左側面にはSIMカードスロット、右側面には音量キーと電源キー。写真ではわかりづらいですが、電源キーが明るめに光を反射するようになっておりデザイン性も非常に高くなっています。

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この赤は尊い

ハイエンドモデルとしての高い性能と見惚れてため息が出るほどに美しいHUAWEI P9のレッド。実際に触るなどタッチ&トライのできるお店へいったなら、是非とも手に取って試してみてください!見た目にも性能的にも満足度の高い1台となっていますよ!!


余談ですが、記事の最初にも記載した通り、筆者は「赤い」製品が大好きで、スマホ選びの際の大きなポイントになっています。今回のHUAWEI P9のレッドも筆者の赤い製品の「コレクション」に無事に加わりました!

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こういう基準で端末を選ぶ人は少ないのではないでしょうか……




記事執筆:河童丸


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