嫌われる久住、愛される道重
一方の道重はというと、2009年ごろよりテレビでの露出が増えていきます。歌もそこそこ改善され、何よりもピンのラジオ番組で長年鍛えたトークスキルを武器に、様々なバラエティ番組において、「毒舌・ぶりっ子キャラ」として活躍。そこに、かつて引っ込み思案だった少女の姿はありませんでした。
また彼女には、メディアへ出なければならない理由もありました。それは「今のモー娘。を、少しでも多くの人に知ってもらいたい」というもの。自分に夢を抱かせ、育んでくれたグループに恩返しがしたい…。その一心で、彼女は自ら広告塔になることを決意。想いはカタチとなり、リーダー就任後には、黄金期にも成しえなかった「シングル5作連続1位」を達成。こうした功績から惜しまれつつも引退し、復帰を発表すれば多くの人から祝福されるスターへと上り詰めたのです。
2人の命運を分けたものとは?
10年あまり前。“エース候補”として期待された逸材が高いポテンシャルを発揮できぬまま自滅し、逆に、極度の音痴で挨拶もろくにできなかった人物が開花し、グループの救世主になろうとは誰が予想できたでしょうか。
しかし、普通の女の子がアイドルになる過程を楽しむことこそ、モー娘。…
日本経済崩壊中
今のハロプロメンバーの多くが久住小春をきっかけにハロに入ってることを考えると小春が放った一瞬の輝きは本物だったと言える。 道重もいて小春もいるからモー娘。はおもしろい。 どちらが良い悪いなんてない。