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高山「宮笠」づくり盛ん

12月11日 12時23分

高山「宮笠」づくり盛ん

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日よけや雨よけとして農作業の時などにかぶる「宮笠」を作る作業が岐阜県高山市で行われています。
薄く削った木を編み上げて作る「宮笠」は、昔から飛騨地方で農作業のときなどに日ざしや雨よけとして使われています。
以前は、農閑期に多くの農家が作っていましたが、現在、高山市内で作っているのは2軒だけだということです。
このうち問坂義一さんは12月から作業を始め、薄く削った白いヒノキと茶色のイチイの木を材料に一つ一つ編み上げていきました。
「宮笠」は観光客向けにも評判で、長男の和彦さんも今年から見習いで義一さんから手ほどきを受けながら作業にあたっています。
問坂さんは「軽くて風通しもよく、丈夫です。作るのは難しいですが、長男が引き継いでくれると思います」と話していました。

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