１１日未明、三重県松阪市の県道を歩いていた６６歳の男性がタクシーにはねられて死亡し、警察で事故の状況を詳しく調べています。
１１日午前１時４５分ごろ、松阪市嬉野中川町の県道で、近くに住む山岸泰郎さん（６６）がひとりで歩いていたところ前から来たタクシーにはねられました。
警察によりますと山岸さんは頭などを強く打って病院に運ばれ手当てを受けましたが、約４時間後に死亡しました。
タクシーの運転手の６８歳の男性と客の男性１人にけがはありませんでした。
警察の調べに対しタクシーの運転手は「男性は車道を歩いていた。
ぶつかるまでまったく気がつかなかった」と話しているということです。
現場は近鉄山田線の伊勢中川駅から南に約７００メートルの住宅や店舗が建ち並ぶ見通しのよい直線道路で、警察で事故の状況を詳しく調べています。