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朝井リョウさん高校生作品講評

12月10日 19時03分

朝井リョウさん高校生作品講評

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岐阜県出身の直木賞作家、朝井リョウさんが、高校生が創作した小説や漫画などを講評する催しが、大垣市で開かれました。
NHK岐阜放送局が行ったこの催しでは、朝井リョウさんから事前に与えられた「ずっと前から言おうと思ってたんだけど・・・」というお題に基づいて岐阜県内の高校生から応募があった小説や映像作品などのうち入選した9つの作品を本人が朗読するなどして発表したあと朝井さんが講評しました。
このうち大垣北高校3年の加藤庸平さんが書いた母親から突然、自分が本当の子どもではないことを告げられた思春期の男の子の心の葛藤を描いた小説について、朝井さんは、「2人の関係性が文章から想像しやすくわかりやすかったです」と話しました。
そのうえで「特に作品の中に出てくるカレーの辛さと母親の思いがリンクしていてセンスを感じます」と高く評価しました。
小説を書いた加藤さんは、「初めて小説を書きました。良い経験になったので、また機会があれば挑戦したいです」と話していました。
最後に朝井さんは、「すでに読み手のことを考えて書かれている作品があり、レベルが高いと感じました。日常生活の中で感じる怒りや疑問を大切にして作品に生かしてもらいたいです」とメッセージを送りました。

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